一眼レフ☆ オリンパスがついにフォーサーズ撤退を示唆? | カメラ開発者の一眼レフ写真教室 ~風景写真から最新機種まで~

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デジタル一眼レフの最新トピックや使いこなし方を紹介します


フォトアドバイスの佐藤です。

巨額の粉飾決済事件が一段落して、
経営再建中のオリンパスから
フォーサーズユーザーにとって
ショックなニュースがありました。


いわゆる会社の中期計画の発表です。

- 「原点回帰」により信頼を回復し
- オリンパスの再生と新企業価値を創造する
- オリンパス創生への中期ビジョンを策定

http://www.olympus.co.jp/jp/news/2012a/nr120608corpj.cfm

このなかで、カメラ事業の展開について
以下のように述べられています。


映像事業は「ミラーレス一眼」「高価格帯コンパクト」にシフトし、
収益性の向上。生産性向上や広告投資の選択と集中、
要員最適化による販管費を削減。
2013年3月期に黒字化し、継続的に安定した利益が得られる体質に。


つまり、
PEN、OM-Dシリーズのマイクロフォーサーズ規格
ミラーレスカメラとXZ-1の高級コンパクトに集中して、
E-5などのフォーサーズ規格から撤退すると読み取れます。


「フォーサーズのレンズを生かせるボディを投入予定」
だそうですが、どこまで現実的かわかりません。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120611_539411.html



これまでフォーサーズ規格のシェアの低さ、
経営の赤字体質から、フォーサーズ規格の
将来性に警告をだしていましたが、
ついに現実になりそうです。


フォトアドバイスでは一眼レフの選び方として、
シェアが高く将来性のあるメーカーを選ぶことを
第一の指針としています。

これはせっかく買ったカメラを末永く使ってもらいたい
という想いの現れです。

今後、このようにカメラユーザーをがっかりさせる
ニュースがないよう願っています。