2024年6月5日

フォト39けやき会ブログNo.277

「宝塚花のみち」でアジサイマクロ撮影三昧&予想外のにわか雨

 

季節はもう6月に・・・

桜を追いかけまくっていた4月から早や2か月も過ぎている。

毎月、季節のシーンを感じながら撮り続け、

今年も半年になり、関西も梅雨の季節を迎えようとしている。

そこで、梅雨に似合う花と言えば、まず「アジサイ」を思い浮かべる。

「宝塚花のみち」にもアジサイの花が行き行く人たちの目を止め、

腰を屈めながらスマホ撮影に興じる人たちがなんと多いことか。

小生も負けじと、今回は、マクロレンズ一本でアジサイの魅力をレンズを通して探ってみた。

 

■撮影日  2024年6月2日

■撮影場所  宝塚花のみち

 

アジサイの紫色って知的で神秘的な世界の引き込まれそう。

そんなイメージのある色合いを少しハイキー調に撮ってみる。

 

キッと睨まれたような顔をしているようで、強気な一面がありそう。

 

梅雨時のしっとりした一面があるアジサイに、

ピンク色はお祝い事の華やかさも兼ね備えていることを教えてくれている。

 

前ボケの隙間から覗いてみると、

背景の紫色のボケとの相乗効果で主役を包み込むような雰囲気になる。

 

前ボケのV字ゾーンからアジサイを覗かせる愛嬌さがでればと構成してみた。

 

前ボケの魅力と対照的な脇役的存在の葉脈でバランスを合わせてみた。

 

背景のオレンジ色のライン(宝塚歌劇場建物)が軽やかで爽やかさを感じる。

 

紫色のアジサイのキーワードとして「高貴」「優雅」「愛情深い」などが思いつく。

この紫色をどれ程の色合いに仕上げるかで、どのキーワードに近づけれるかが決まりそう。

 

ー突然の雨にー

激しく降り出した雨にたじろぎながら建物の中から撮影。

 

先ほどまで青空の天気が、一転して雨が降り出したことから、

日傘を雨傘に代用し、急ぎ足で通り過ぎて行く女性。

 

 何本も傘を持っておられるとは・・・

駅までお迎えに行かれるのかな。

 

「宝塚花のみち」は通年なにがしの花が咲かせている宝塚市の美観地区と言っても過言ではない。

通勤、通学、買い物、そして宝塚歌劇に来られ方が利用する道で、

歌劇が終った時などは劇場から一同に出て来られることから風景は一変する。

そんな道沿い(遊歩道)にアジサイが咲きほころび、歩行者の写真スポットとなり、

道行く人たちが一同写真家になる光景が見られる。

小生もその中の一人で、アジサイだけの撮影をしばし楽しんできた。

 

フォトけやき会

木村 勲