2024年2月11日
フォト39けやき会ブログNo.243
何年ぶりだろうか滋賀県長浜市の町並み探訪撮影
時刻表を確認せず、とりあえず大阪駅へ。
余呉湖方面へ行く湖西線経由敦賀が行き電車に乗り込み、
車窓風景を楽しみながら近江塩津で乗り換え、余呉駅を目指す。
雪景色撮影を目的に乗り込んだものの、近江塩津についても雪景色は皆無。
余呉駅に近づいても車窓から雪景色は全く見られず、
こうなれば余呉湖は諦め、そのまま琵琶湖一週の電車旅にするか思案六法するが、
えいっ、こうなれば長浜の町並み撮影でもしようと下車。
結局、長浜の町並みだけではなく、湖岸にも出て黄昏時までシャッターを押し続けた撮影旅だった。
■撮影日 2024年2月4日
■撮影地 滋賀県長浜市「黒壁スクエア~大通寺の町並み、湖岸沿い」
■使用レンズ 24-105mm
長浜駅を背景に通りすがる人のジャンパーに光が当たる様子をスナップ。
長浜駅前の「えきまちテラス長浜」東側にあった半透明のオブジェ。
中に潜り込み、太陽の光を捉えながらガラスの輝きや、ぼんやり見える外風景を組み込む。
コンビニの駐車場に搔き寄せられていた雪と太陽の映り込み。
地面がキラキラと輝いていた。
東京タワーのようなランドマーク的存在にしようと建設されたと聞くタワー。
PLフィルターをフルに効かせ、タワーがしっかり浮かび上がるように撮る。
長浜のシンボル的存在の「黒壁ガラス館」内部から撮影。
赤いカーテンに外光が当たり、外の瓦屋根も光と影のコントラストで形が浮かび上がる。
縄を編んだような彫刻にピントを合わせ、通りすがる人をスナップ。
商店街の真ん中に真っ赤な番傘が置かれている。
野点が出来るイメージなんだろうか・・・
大通寺へ通じる「ながはま御坊表参道」に架かる橋。
欄干に光が当たり陰影を作ってくれている。
装飾されたガラス戸の映り込みと、光の屈折で装飾模様が浮かび上がる。
欄干模様に光が差す。
シルエットにした幾何学的な形の中に飛行機雲が走る。黒点は鳥。
地元の方に「何を撮ってるんですか」と声かけられ、「飛行機雲と家の形です。可笑しいでしょ」と返答すると
「ああ、やっぱり」とうなずかれ、なかなか理解のある方で、その後も会話が続き楽しいひと時を持てた。
光りを意識し、丸ボケを多重露光で合成してみる。
ピント外しの多重露光撮影。
絞り開放撮影。+0.7補正
許可を得てお店の中で撮らせていただく。
「豊公園」
公園内を通り湖岸へ行く途中、地面の一部だけ光っていたのでカメラを向けると、
タイミングよく人が通りスナップ撮影になった。
木の上に一羽の鳥が止まっていた。
シャッターを―を切るとすぐ飛んで行ってしまい、これぞ「千載一遇」。
公園内の通行止めの柵に置かれているマスコット。
可愛い顔をしていたので、しゃがみ込み撮る。
木立の間から光芒を入れて撮る。
空の雲がこの部分だけに入ってくれ感謝!
飛行機雲が見え、こんなに良かった天気が明日は崩れるのだろうか・・・
青空の見える好天のなか、半日シャッターを切れたのは幸せ感いっぱい。
目的は雪景色撮影なのに、全く違う町中スナップ撮影に方向転換するが、
写真を撮ることには違いなく、被写体が何であろうと好きなカメラを持ってシャッターを切れるのは至極楽しい。
今回の撮影は、好天に恵まれたこともあり、光と影を意識しながら撮り続けた。
湖岸風景は単調な描写になりがちだが、適度な雲と、空のグラデーションを見ながらの撮影だった。
フォト39けやき会
木村 勲