2023年12月27日
フォト39けやき会ブログNo.2387
今年最後の撮影会は江井島漁港から高砂市の町中で何を見つけられたか
風が強い中、瀬戸内の漁港風景と工業都市のイメージがある高砂市の町風景を探訪。
この日は天気は良いが風の強い日で、カメラを持つ手が微妙に震える手が止まらない。
三脚を使用しても震えているのがわかるくらい風との戦いで、
何処までブレを抑えることが出来るのかが勝負処の一日だった。
今年最後の撮影会に相応しい記事しい条件ではあったが、一年の締めくくりとして、
全員楽しい一日を過ごせたのではないかと思う。
■撮影会実施日 2023年12月22日
■撮影場所 明石市大久保町「江井島漁港」、高砂市「町中&海浜公園」
●明石市江井島漁港
ヤシの木が並ぶ海水浴場があり、明石大橋や淡路島が一望することが出来る漁港。
黒いブイが所狭しと置かれ、太陽の光が照り、モノクロ表現でも出来そうな風景。
何に使うビニール袋かわからないが行儀よく干されていた。
淡路島を対岸に見える。
海面が輝くのと、雲の影がみるみる黒く帯びてきた。
砂浜を一人歩く人もポイントとして入れてみた。
ロープに吊られたブイ。
何故かこのブイだけが垂れ下がり、ロープの形と合わせて捉えてみた。
逆光ならではの光の演出が見れた。
本来は奥の風景にピント合わせなんだろうが、
オブジェの形に魅力を感じた撮り方をしてみた。
タコつぼの山。
食事処の前で撮影。
NDフィルターを付けて10秒のスローシャッター撮影で、
波を雲のような動きにしてみた。
30秒のスローシャッター。
風で震える三脚を抑えながら雲の流れを撮影。
たのしいお昼ご飯。
アナゴの柳川鍋と天ぷらや刺身をいただき満足。
●高砂市「町中&海浜公園」
謡曲「高砂」で知られ、風光明媚な泊りとして栄えたと聞く。
今では播磨工業地帯の中核を成している町。
かつては賑わいを成していた商店街や古き良き時代の面影を残す町がある。
「梅が枝湯」
今も薪を使い湯を沸かすレトロな面影を色濃く残す銭湯。
レンガ造りの煙突から黒煙が立ち上り、
地元の方の交流の場(裸のお付き合い)としても息づいている。
かつては賑わいのあった商店街。
今では珍しい布のアーケードに光が当たり影と陽が模様を作る。
商店街の中をバイクや自転車が自由に走り抜ける。
桜の造花が飾ってあったので、前ボケに利用すれば雰囲気が出る。
桜の造花を主役に背景の網目をボカせば、これも不思議な模様になる。
造花に見えますか?
高砂商工会議所
兵庫県の「景観形成重要建造物」の指定を受けている。
昭和の匂いがする家屋。
カラーよりモノクロの方がイメージ作りがしやすい。
三つの蔵が連なる「三連蔵」
時代の表現としてモノクロ撮影にしてみる。
「高砂海浜公園」
松林の中を歩くと海水浴場へ。
海面に輝く光が松林の中を通り、少しだけのブレで「未知との遭遇」ではないが演出効果を試してみた。
テトラポットに当たる波をスローシャッタッタ―で撮影。
今年最後の撮影会を夕景撮影で閉める。
今年も撮影会を催し、仲間と共に写真撮影を楽しんでこれた。
自然風景、町中風景、花風景、造形、スナップ等様々な被写体を捉え写真表現の奥の深さを求めてきた。
これからも、体の動く限りこの活動は続いて行くつもりでいる。
フォト39けやき会
木村 勲