2020年5月6日(水)

「歩いて知る宝塚」第5回 水道橋~JR生瀬駅

武庫川沿いの風を受けながら歩く心地よさ

 

宝塚大橋から武庫川沿いを歩き宝塚駅方面へ。

阪急宝塚駅前のワシントンホテルの南側遊歩道を歩き、

マンション群から住宅街を通り、再び武庫川沿いから水道橋を経てJR生瀬駅へ。

 

■歩いた日  2020年5月2日

■行程  宝塚大橋→武庫川河川敷→宝来橋→水道橋→生瀬大橋西詰

             →生瀬皇太神社→浄橋寺→生瀬通り→JR生瀬駅

 

おっと!宝塚音楽学校がオブジェにもたれてきたよ。

 

宝塚大橋北側から武庫川河川敷へ降りる。

 

観光ダムと名付けられたユニークなダム。

間欠泉のように噴水が上がっていたのが最近見なくなったのは・・・

 

新築された宝塚ホテルを河川敷から見る。

 

何度も歩いているのにこんな表示があるとは。

 

宝来橋の下に水位計が。5mが危険水位か。

 

ワシントンホテルの裏側に桜並木の遊歩道。

宝塚の桜のメインは「花のみち」だがここも見ごたえがある。

 

「花のみち」同様ここも市条例で路上喫煙禁止に指定されている。

 

いったん武庫川沿いから離れ、マンション群の中を通る。

 

マンション群から地道になった武庫川沿いを進む。

 

あれ?柵がある。この道行き止まり。あーあ引き返すしかない。

 

ありゃ、また行き止まりかと・・・

大丈夫、歩行者は右横から通れる。

 

いよいよ一人幅の水道橋へ階段を上がる。

 

反対側から人が来ればどちらかが待たなければ通れない一方通行。

 

JR生瀬駅へ通じる上り坂の生瀬通り。

 

生瀬通りから100mほど進み左折、生瀬皇太神社がある。

境内は広く主祭神は天照大御神、秋祭りのだんじりが有名な神社。

 

生瀬皇太神社の向かいにある浄橋寺は、

法然の高弟証空上人ゆかりの寺。

西山国師遺跡霊場21カ寺(番号付き札所16、番外札所5)で、

1番札所は北の白河神社(福島県白河の関)から16番札所浄橋寺まで広範囲にある。

 

浄橋寺内にあるもぐら塚

創建当時、十三重の塔が建てられたが、もぐらの害で幾度も建て替えられたとか。

もぐらがいなくなるようにと一基の塚が築かれ、その後もぐらの害がなくなったと言う。

この塚の土を田畑に撒けばもぐら被害が免れると、

近郷の百姓がこの土を求めたと説明されている。

 

浄橋寺の銅鐘

江戸時代のもので、縦長の鐘で、吊り下げると竜頭と撞木のあたる

撞座が直交するという古式を保っている。

「阿弥陀経」「無量寿経」の経文461文字や、証空上人の書かれた文章が

掲げられている。

 

JR生瀬駅に到着。

 

生瀬案内地図

 

歩くと思わぬ発見がある。

武庫川沿いを歩くと、河川に岩がゴロゴロしている個所を見ることが出来る。

何故、この箇所だけにと思いたくなる。

現役時代ならその場で役所に確認していただろうなと。

宝来橋の水位計や、人一人しか通れない水道橋、生瀬駅に用事がなければ

通ることのない生瀬通りから脇道にある皇太神社や浄橋寺を知ることはなかった。

道標や説明版に目をやれば何かし何故が解ける楽しさがある。

個人情報の関係でブログでは紹介出来ないネタも数多くある。

さぁ明日はどの方向へ歩くのかなぁ・・・

 

宝塚歩き人