フォトスタジオ、写真館の歴史
初めまして、ライカと申します。私長く写真業界で働いていますが。15年前と比べて、新しいフォトスタジオが随分できたなって思っています。そこで、業界の中にいても”複雑化”した写真館の事を理解するのが難しくなってきたなとも思っていて、自分の中で理解を深めるという目的でこのブログを書こうと思いました。これからフォトスタジオで写真撮りたいなって考えている方にとって何かの参考になれば幸いです。また、関係者なので多少バイアスがかかっている可能性もありますがなるべくフェアに調べていきたいと思っています。・・歴史・・初めに、フォトスタジオって何?って所から考えて行きたいと思います。フォトつまり、写真というのは人間が視覚的に見た映像を、時間を止めて見えるようにする技術、と言えます。歴史的背景から考えると、肖像画→よりリアルな表現という流れなのでしょう。昔はカメラが貴重で、撮影する事が難しかった恐らく貴族みたいな人達しか撮れなかったのでしょう。そんな中、大衆向けに写真を撮るサービスが生まれてきたのがフォトスタジオの起こりなのかなと思います。※当時はフォトスタジオという名称ではなく、写真館が一般的歴史は大分飛びますが写真業界に、転換点が訪れます。2000年〜から、デジタルカメラが普及し出して写真館の撮影も、ネガフィルムからデジタルカメラに変わっていったのですね。当時は、色々なデジタルカメラがあって、品質はイマイチでした。でも、デジタル技術ってもの凄いスピードで進化するのですよね。ここで写真館業界内側から見ると、もの凄い変化がありました。あまり認めたくない人もいるかもしれませんが。ハッキリに言って、「写真を撮るのが簡単になった」のですね。昔はカメラマンは「先生」と呼ばれていました。それほど、高度な技術を要したのです。技術的な優位性が少なくなったとも言えます。もちろん、カメラの使い方だけでカメラマンが出来るわけではないのでそんな単純な話ではないのですが。でも、業界を変貌させる効果はあったと思います。結局ここまでの話で何が言いたいかと言いますと参入障壁が低くなった!という事ですね。カメラもって、シャッター押せば、奇麗に写る。・・・・という結論で終わったら怒られちゃいますね。そうですね、やっぱりそれはあくまで撮影要素の1つにしか過ぎない訳です。つまり写真撮影を構成している要素は1.カメラ本体の能力2.カメラの使い方に関する知識3.構図4.光の表現5.被写体の表情を引き出す技術(コミュニケーション技術)6.被写体のポージング7.背景8.表現技術9.空間10.衣装などなど、色々あるわけです。カメラがデジタルカメラになって変わった所はカメラの使い方が簡単になった、作業効率が上がった程度の事なのですね。でも、実は私が思うデジタルカメラになって1番効果があったと思う所は別にあるんです。それはフィードバックがすぐに得られるようになった事ですね。撮影して、すぐに結果が得られるから、すぐに修正がかけれる。これによって上達するのがものすごく早くなったと思いますね。今ネガフィルムで撮影してって言われてもし、実験的な事をしようと思ったら、絶望的な気分になりますね。という事で。やっぱり、カメラマンが表現したいイメージに近づけるのには随分簡単になったのだなと思います。・・・・ここまでぐたぐた長い話につき合ってくださった方ありがとうございます。ここからはちょっと違う話をします。・・分類・・最近写真館、フォトスタジオ業界では、このような分類分けがされています。・第一世代写真館・第二世代写真館・第三世代写真館まず第一世代写真館 背景はロールバックと言われる、写真撮影用のグルグル巻かれた背景を ずるずるって引いて、そこで写真を撮るスタイルで、出来上がりの写真は 台紙に貼ってという感じですね。第二世代写真館 とにかく衣装が沢山あって、ショッピングモールなどに入っている事が 多いですね、有名な所だとスタジオアリスとか、スタジオマリオとかです。第三世代写真館 代表的なスタジオは「ライフスタジオ」「プレシュスタジオ」ですかね。 特徴的なのは、一軒家貸し切り型のスタジオで、納品物は「写真データ」 イメージで言うと、ナチュラル、カジュアル。とりあえず、こんな分類があるのだって事で、今日は終わりにしたいと思います。それではまた。