結婚を尻込みする人間は戦場から逃亡する兵士と同じだ
スティーブンソンは語る そしてオレも語る
適齢期があるとすればとっくに過ぎているかもしれない
世が世なら孫もいる 何度も結婚・出産祝いを払った
なのにオレは今も逃亡中 覚悟か?勢いか?諦めか?
何にせよオレは欠損しているに違いない
ここにきて親からの詰められかたがハンパない
「誰々がフジで子供を連れていた」
「そろそろ仕事も落ちついてきたようだな」
「近所のネコが子供を産んだ」
「もう先は長くない」
コレが将棋なら王手!飛車角金銀歩取り!!
なんの事だか分らなくなってきたが、親の洗脳により否が応うでも、弥が上にも考えてしまう
その1 プロポーズ
---夜景の見える くるりんの頂上でおもむろに懐から指輪を出す---
「これから半分の人生オレに下さい」
その2 許し
---彼女の実家で親に真剣に挨拶---
「娘さんを僕にください、ずっと笑っていられる自信があります」
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その18 思春期
---年頃の娘が真顔で一言---
「お父さんとお風呂入るの嫌」
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その23 事後報告
---娘の彼氏が家に来る---
「お義父さん、喜んでください おじいさんになりますよ」
お先真っ暗だ オレはまだ暗闇の中で逃亡を続ける
ただウェディングの仕事を終えるとカメラの代わりに銃を握ってみようか とも思う。
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