近隣火災 | ノーファインダー

近隣火災

一部ネットニュースにも載ってましたが、勤め先ホテルの近隣で火災がありました。

 

19日の深夜2時前、フロそうじをしていたところ

火災報知器の非常ベルがけたたましく鳴りました。

あわててフロントに戻り、報知器が示してる現場へ確認にいくと、物凄い煙と熱気。

 

あっ、これはマジで火災だ!

火が強いので消火器レベルでは対応できないと判断し消防署へ連絡。

すでに消防署にアチコチから連絡がいってるようで消防車が出動してました。

 

火災現場はとなりの建物でしたが

現場に近い館内の一部が燃えており、報知器が激しい熱に反応したようです。

 

ホテルから道をへだてた建物が燃えているので、近くの部屋の人にロビーへ避難してもらったり

誘導したり、役員に連絡もせねばならないし大騒ぎ。

 

消防団からは「消火栓を貸してくれ」「現場が近いので消防団の本部を設置する」の対応や

お客さんからの問い合わせ対応したりと、もう大変でした。

 

発生から2時間ほどで火の勢いは弱まりましたが、まだ鎮火はしてない様子。

あとで報告書を書かねばならないので、所々の撮影はしました。

報道撮影の仕事はもうやってないですが、こうした現場を見ると撮影の衝動に駆られがち・・

でも、ホテル夜勤の仕事が残っているので、そっちの作業を優先。

 

朝になると今度は消化に使っている水がどこからか館内に入ってきて、従業員通路などが水浸し。

その頃にはスタッフも出勤してきたので排水などの対応。

さいわい、お客さんの使う施設に影響はありませんでした。

 

火災のため、近くの道はすべて通行止めになってしまい、

お客さんのチェックアウトも重なり、駐車場からどうやって出られるか等の対応にも追われました。

休けいや仮眠は当然吹っ飛んでしまい、残業したりでクタクタ。

 

ようやく仕事が終わり、現場を見ると4軒ほどが燃えてしまったようです。

 

火災が鎮火したのは火災から10時間後でした。

19日、20日と後始末の作業がてんこ盛り・・・

けが人が出なかったのがさいわいでした。