まだ輪郭がはっきりしてるわけではないけど、やりたいことが見えて来たので、とにかく口に出してみようと思う。

 

 

(これは、2012年に私の家族をテーマにした写真展の、ポスター用に撮った中の一枚。今でもとても大切な写真)

 

ブログを読んでくださってる方はご存知かと思いますが、私は家族が大好きであり、家族写真を撮るのをとてもとても大切にしている。

実家で暮らしていた時は、誰かの誕生日や父の日母の日お正月と、なにかと家族揃って撮るようにしていて、それを皆ある種の行事毎のように楽しんでいた、ハズ。

 

ところが、それまで一緒に暮らしていた祖父母が他界する前、ふたりはそれぞれ病院と施設で暮らすようになった。

家族が大好きな私は、どうすれば大好きなじじとばばが喜んでくれるだろうか、と足りない頭で考えに考え、じじばばが元気な頃によくやっていた、家族写真の撮影をプレゼントすることにした。

 

ある日は、祖父の入院する病院へ、ドレスとタキシードを持ち込んでの盛大な家族撮影会。

始めは恥ずかしそうにしていたじじも、最後は「ありがとう」「ありがとう」と私たち家族と手伝ってくれたスタッフさんたちへずっと伝えていた。

 

 

 

 

また別の時は、祖父が他界する直前。

祖母もだいぶ弱っていたけれど、これが最後のチャンスかもしれないからと、友人の桃さんにカメラマンをお願いし、おばさんファミリーにも来てもらって、またもや盛大な家族撮影会を開催。しかもこの日は、カメラが好きだったじじに、写るだけじゃなくカメラマンもやってもらった。

 

 

 

この日は特にばばが、普段なかなか会えないじじに会えてとっても嬉しそうだった。

もちろんじじも、家族皆に会えて、とても嬉しそうにニコニコしてた。

 

 

前置きが長くなりましたが、私はこの頃からずっと思っていたことがある。

それは、皆さんのおじいちゃんおばあちゃんとの家族撮影を、これに関してはボランティアでやりたいということ。

 

小さい頃は、子どもが可愛いからと写真を撮る機会は多かったと思う。

大人になると、成人式と、そのあとは結婚式かな。家を出てしまったら余計に、家族写真を撮る機会はだいぶ減ってしまうはず。

 

ぜひ、家族との時間を写真に残してほしいし、できれば、子どものうちだけじゃなくて大人になってからも残してほしい。そして、私はそんな写真を残すお手伝いをしたいと思っている。 

ロサンゼルスの施設のことも、ボランティア活動のこともまだ何も知らない私ですが、口に出すことで、一歩でも前に進めるように、ブログにしてみました。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

どなたか撮影希望の方、お知り合いで撮りたいという方がいらっしゃいましたら、遠慮せずにコメントでもメッセージでもお送りください。

 

http://bloom-15.wixsite.com/haruka-n-tinkham