ポートレートの再発見 | ポートレートの旅 PT

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既知のものを「新発見」してしまうのって、学術の世界で何て言うんでしたっけ?
まあ、それは、そのうち思い出したいと思うのですが、私のブログ等でも、何年か前に既に書いていることについて、新たに得たアイデアである如く書いてしまう場合があります。

下のツイッターでのポストもそれに相当しますが。


blog



それはともかく、最初のこの私のツイートに対して、よーこさん(twitter : @gotoyamadera)が、いい感じにレスポンスしてくださって、話が弾みました。
ちなみに、よーこさんは、私はまだ直接お会いしたことはありませんが、以前に撮影モデル等もやっておられた素敵な大学生の方です。

よーこさんから転載許諾をいただきましたので、そのやりとりを、ここに書き出してみます。

@naophoto99 10:05 - 2017年2月27日
「ポートレート写真」というときに、被写体が女性(特に、若い女性)に偏りすぎ。極端に。もちろん自分も含めて。

@gotoyamadera 17:12 - 2017年2月27日
@naophoto99 私も考えたことあります!以前は、男性カメラマンの下心の表れと思っていました……。最近は、若い女性は儚い存在なのでそれを記録に残そうとするのは至極自然な行為だと思うようになりました。

@naophoto99 17:59 - 2017年2月27日
@gotoyamadera よーこさん、ありがとう。反論でもなく全面的肯定でもないけど、箇条書きにしてみます。
1)総じて、なかなか簡単には割り切れない話題だと思います。
2)男性が撮る対象として女性を特に選ぶことは自然であると私も思います(現に私もほぼ女性ばかり撮ってる)。

@naophoto99 18:00 - 2017年2月27日
@gotoyamadera
3)同時に、それがちょっと、極端すぎるという違和感もあります。
4)よーこさんが仰る「若い女性は儚い存在なのでそれを記録に残そうとするのは至極自然」も正しいと思います。
5)ただ、それだけで、この偏りを説明しきれない気もします。

@naophoto99 18:01 - 2017年2月27日
@gotoyamadera
6)「若い女性は儚い存在」は確かに言えるけど、現代的な価値観においてその捉え方は日本だけのちょっと特殊すぎる状況によるものではないか(日本の独自性を一概に否定しないけど)、という気も。

@naophoto99  18:02 - 2017年2月27日
@gotoyamadera
7)これに関連するブログ記事を2年ほど前に書いたことを思い出しました。ていうか、読み返してみたら、ほぼ同じことを言ってました。 ⇒


@gotoyamadera 18:14 - 2017年2月27日
@naophoto99 ご丁寧に返信ありがとうございます。そうですね、なかなかに難しい問題でした。ポートレートとportraitは全く異なるものですね。考えてみると、portraitという概念は外国で生まれたもので、ポートレートとは日本に於いて独自に進化したものでしょうね。続く

@gotoyamadera 18:26 - 2017年2月27日
@naophoto99 続き)確かに若い女性に極端に偏ってますが、それは日本の古臭い文化の表れだと思います。ここで話を戻すと、写真とは「化粧」のようなものではないか?女性の美しさを際立たせるというか……男性は基本的に化粧しませんが、女性はメイクしますし。話が破綻しました(笑)

@naophoto99 18:30 - 2017年2月27日
@gotoyamadera 笑 破たんしたとヨーコさんが感じるのは、何かシャキっと論理を立ててきっちりした結論を導こうとしたからかな? 本件に対する私の態度は、日本文化にどっぷり浸かって楽しみながら、でもなんか変だよね?と思い続けることです。で、確かに仰るように日本独自進化です。

@gotoyamadera 18:34 - 2017年2月27日
@naophoto99 問題には必ず答えがあると信じる理系人の悪い癖が出ました。すみません!意図をうまく捉えていませんでしたね。でも、なぜ被写体は若い女性ばかりという疑問はすごくあります。それが悪いとも良いとも思えないですが……



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