時と人 三部作

「リセット」と最終作品から読んでしまったものの、一応に読み終えました。

どれが好きかと聞かれれば・・・

私はこの「ターン」でしょうか。

「スキップ」はハッピーエンドではないし、「リセット」はちょっと回りくどい感じ。

「ターン」これはたぶん、この三作品の中で一番、自分の身に起こると嫌だなと思える出来事。

ただ毎日、同じ日がやってくる。何も物は残せない。でも記憶だけは残る。

ひどいなと思いました。もし自分がと考えると、気が狂いそうです。


正直、二人の人間の会話のような、そうではないようなはじまりに、

とまどいました。いったい誰が実在する人間で、やさしく語りかけているのは誰なのか。

読み進めていっても、最後まで読んでも、謎は残ったままです。

「・・・・・ただいま」これはハッピーエンドでいいんですよね?


時と人 流れと繋がり ・・・

今の自分の立場が変わった時、この三冊を、また読みなおしてみたいと思います。

きっと今と感じ方は違ってると思うから。