伊坂幸太郎 「アヒルと鴨のコインロッカー」 を読み終えるちょっとだけ読むつもりが、昨夜、3時まで読んでしまいました。タイトルからは想像もつかない内容。現在と2年前をいったりきたりする展開に、最初はとまどっていましたが、「あぁそういうことだったんだ」と納得。伊坂氏の仕掛けに、私は全く気付かず読み進め、「やられたぁ」って感じです。ちょっと人物のキャラが濃すぎ、誰にも感情移入できなかったですが、おもしろかったです。ただ、ハッピーエンドではないので、読んだ後に爽快感はなく、なんとも切ない気持ちになってしまいました。