『ラジオ深夜便』の日本の歌は、村田英雄特集です。王将を聞きながらブログを書き出しました。

吹けば飛ぶような将棋の駒に~
お父ちゃんの十八番でした。
お酒を呑むと赤い顔して唄っていました。

私はお酒を呑むお父ちゃんは嫌いでした。
お酒を呑む大人が嫌いでした。
お酒が入ると言い争いが起きたりして怖かったのです。
「なぜ大人はお酒なんて呑むのだろう?」と子ども心に疑問でした。

田舎の酒宴は酔いが回ってくるとどこかで言い争いが起きたりして、奥さん達がなだめたり仲裁に入ったり、男どもは介抱されて帰っていってお開きになるというもんでした。

「酒は人を変える」とよく母は言っていた。「酒の席でのこと、酒が言わせたこと」ということにして水に流していたようです。

「お酒を呑まない人と結婚したい」と子どもの頃は思っていたのに、お酒大好きなダンナ様と結婚しています。
今でも、酔っ払いは嫌いですが、適当にあしらう術は身に着けました。

酔っ払いになると人が変わったように変身する人もあり、泣き上戸、笑い上戸、説教上戸、いろんなパターンがあって面白いなぁ~と思える年頃になりました。

お父ちゃんとお酒を楽しく呑んでみたかったな~。
「皆の衆」を聞きながらそんなことを思っています。父親とお酒を呑む娘なんて昔はいなかったもんね。

今、我が家の娘達は父とお酒を呑むことを楽しんでいます。酒談義も盛り上がります。それを眺めている私も楽しいです。