国試対策合宿
今までの青少年の家的な宿泊施設ではなく3人一部屋的な部屋がある家?コテージ?的なところで2泊3日の合宿をした。
バスに揺られて到着。
到着して荷物を置いてすぐに模試。
難しい…
ボーダーラインがありそれを下回ると外周マラソン
一周3キロ。
走れるわけない。教師が見てないところで歩く。
歩きながらおしゃべり。
ユナと池ちゃんと歩いてる。
マザコンはやたら頭がいいのでラインを下回ることはなかった。
1回の模試で3キロ。疲れる。
暗記と計算ができたらいいってだけの話やけどそれができない。
覚えること多すぎて…
最初の模試と3キロマラソンを終えると昼食。
青少年の家よりマシな記憶があるがマシレベル。
美味しくない。量が少ない…マラソンのあとには足りない‼︎
午後からは数時間の講習。
講習が終われば夕飯。
就寝時間までは模試。
ボーダーライン下回る。
3キロ走ったり歩いたり。そのあとは再試。
再試は教師が作った小テストみたいなもの。
小テストはクリアした。
初日は6キロ歩いたり走ったり。
2日目
朝食。
今回は早朝からの運動はなかった。
模試。マラソン。講習。
ウトウトしてしまった。
背中に衝撃。棒で叩かれた。痛すぎる…
何人も叩かれる。
教師は誰かを叩くたび
「眠気なくなった?」
とニヤニヤして聞いてくる。
叩かれてない学生はマザコン含めて片手ほどの人数。
ユナも池ちゃんも叩かれてる。
叩かれるたびに覚えたことが抜けていく感じ。
必死に起きないと叩かれるしボーダーライン下回ると走らされるし…
起床→朝食→模試→マラソン→疲れる→講習→ウトウト→叩かれる→講習→昼食→講習→ウトウト→叩かれる→講習→夕食→模試→マラソン→小テスト→就寝→背中痛くて寝れない→寝不足。
こんな悪循環が続く。
2日目の午前中の模試では高得点をとった。だいたい78点だったのがそのときだけ98点。
マラソンなし‼︎
ボーダーラインは80点。
いつもギリギリで下回る。
98点の時はやたら簡単だった。マラソンの人数も少なかった。
マラソンしてる間は講習をしてた。休めることはなかった。
ボーダーラインを下回るとマラソンで上回ると講習。どっちも嬉しくはない。
2日目の午後は眠くならず叩かれなかった。
夜の模試。
マラソン。
マラソンから帰ってくるとマラソンメンバー全員(10人以上)並ばされる。
教師がブチ切れている。
「あんたら‼︎国試落ちたらどうやって生きていくつもりなん?1人ずつ答えなさい‼︎」
いきなり並ばせて大声で怒鳴ってくる。
1人ずつ答えていく。
なんて答えるか悩んだ。
私の数人前から
「働きます」
と答えている。その答えいいな笑。と思い私も
「バイトします」
と答える。
私の2人後くらいまで
「働きます」
と答えていたが、また教師が
「あんたら舐めてんのか‼︎次‼︎」
と叫ぶ。
リーダーの番
「働きながら勉強します」
ちょっと付け加えただけ。ひっそりニヤついた。
教師は
「あんたら絶対国試落ちるからな‼︎」
と叫んで部屋から出て行った。
戻ってこなさそうだったので全員部屋に戻り寝た。
ちょっとおしゃべりしたけど笑
背中が痛かったので同室の子に背中を見てもらうと赤く腫れてた。
同室の子の背中も腫れてた。
3日目。最終日。
昼前に出て行くので模試だけ。
最後にマラソンは回避された。
荷物の整理を行いバスで集合場所となったところまで帰る。
私とマザコンとユナと池ちゃんで昼飲み。
私
「背中痛くて見てもらったら赤く腫れてたんよ…ユナと池ちゃんは大丈夫?」
2人
「見てないからわからんけど痛いから腫れてると思う」
池ちゃん
「マザコンは頭いいな。マラソンもしてないし叩かれてもないやん。あんなむずい模試ですげーな
マザコン
「昔、色々やられたからな。死ぬ気で勉強せな殺される勢いやったからな笑」
私とユナと池ちゃん
「……ごめん」
私
「背中痛いとか甘いな…なんも知らんでごめん」
なんて言えばいいか分からなくて謝るしかなかった
マザコン
「なんで謝ってるん笑。昔のことやしもう関係ないしな笑。気にせんで笑」
みんななんにも言えなかった。
池ちゃんが話を変えてくれた。
話題は忘れた。
ランチも終わりそれぞれ帰宅。
ユナと池ちゃんは同棲してるので一緒に帰っていった。
私とマザコンは電車で帰宅。
マザコンから
「昔のこと聞きたい?」
みたいな感じで聞いてきたので正直に
「聞きたいけどなんて言うていいかわからんから困る。うちの想像以上の話やろし…マザコンが話したいって思った時に言うてよ。無理に言わんでいいから。」
っていうて逃げた。
21の私には荷が重すぎた。当時は「辛かったね」とか「気持ちわかるよ」とか言えなかった。
というより言うたらダメな気がしてた。
イジメのことでは被害者側の気持ちは分かる。
マザコンはその時は話はしていない。
逃げたのがわかったのか…気遣ってくれた。
その日は19時くらいまでマザコンの家に行った。
マザコン
「めっちゃ背中腫れてる‼︎」
優しく触ってくれたけど
「痛いから触ったらあかん」
と拒否。
おしゃべりだけして帰った。
車で家まで送ってくれた。
自宅に着いて美味しいご飯をむしゃむしゃ食べる。
お風呂。ヒリヒリして浴槽に浸かれない…
シャワーだけであがった。
冬なので寒い。
服を着て家の中をウロウロ。
寝るか勉強か…悩んだ。
母親に背中を軽くつつかれる。いつものこと。
「うぎゃー」
思わず叫んでしまった。
母親
「大袈裟じゃない?そんな痛かった?大丈夫?」
と服をめくる。
母親
「………なにこれー‼︎」
バレた。
母親
「合宿とか言うてほんまはどこ行ってたん?彼氏か?彼氏に暴力振るわれたんか?」
何故か彼氏の存在がバレていた。
私
「ちゃうー‼︎合宿で叩かれるねん」
母親
「どういうことや?」
キレてる…
前の合宿と今回の合宿で起こったことを全て言うた。決して彼氏からではないことも言うた。
母親
「今までごめんな…全然気づかんかった…全部学校に言う」
私
「今はまだあかん。卒業できてからにして。トラブったら卒業できんくなるかもやし。もう合宿とかないから大丈夫。」
母親
「ちょっとおとんきてー」
父親まできた。父親が教師にキレてる。
「これを訴えて留年させるような学校はいかんでいい」
私
「あかん。やっとここまで我慢してきたからあと数ヶ月で卒業できるから。」
父親
「それなら卒業確定したら全部言う。それでいいか?」
私
「卒業できたらそれでいい。」
話がまとまった。
両親は納得がいってない様子だったがどうにかわかってもらったかな…
父親が去ったあと
母親から
「彼氏どんなん人?」
とニヤニヤしながら聞いてきた。
「なんでわかったん?」
母親
「見てれば分かる。背中は分からんかったけど…」
私
「ちょーイケメンやで。優しいし気が合う。でも最近、過去にいろんなことあったとか言うてた」
母親
「犯罪系はあかんで。写メ見せて」
私
「犯罪ではない。詳しくは聞いてないけど家庭内暴力系で被害者側みたいな感じやと思う。」
写メ見せる
母親
「イケメンやん‼︎会いたい」
私
「えー?イケメンってだけで会いたいんー?」
ジト目で見返す。
母親
「イケメンもあるけどどんな人か気になる。いつか会わせてな」
私
「タイミング合えば笑」
背中は数日で腫れが引き落ち着いた。
次回
看護国家試験