月曜日


いつも通りマザコンと待ち合わせして学校の最寄り駅の前まで一緒に行く。

学校のバスに乗り爆睡していると到着。

教室に入るとリーダーとミキがやってくる。

リーダーとミキ

「おはよう。ちょっときて」

2人とも真剣。

「おはよう。どうしたん?」

リーダー

「金曜になにがあったか教えてほしい」

「電話で言うた通りやで。カラオケ行ったあとに2人が酔っ払ってマザコンの腕にしがみついてた。マザコンは困ってたけど…そういえば付き合ってって言うてたわ」

見たままのことを話す。

リーダー

「マジ?」

「マジ。ミキはいいぞー‼︎やれやれー‼︎みたいな感じで言うてたと思ったらすぐに爆睡してた。リーダーも付き合ってって言うたあとに池ちゃんに宥められて寝てた」

リーダー

「うそやん…」

「池ちゃんとユナにも聞いてみたら?」

早速呼び出す。

池ちゃんとユナ

「付き合ってーって言うてた」

リーダー

「どうしよ…」

池ちゃん

「本気ならもう一回ちゃんと言うた方がいいで。」

「そうやな…」

複雑…

授業が始まるので話は終わった。

このクラスは席替えとかないので五十音順に座っている。

マザコンの席は私より後ろだったので気にしなくて済んだ。

視界に入ってたら授業どころではなかった。


昼休憩

ユナと唐揚げをむしゃむしゃ食べていた。

マザコンが通りかかる

「また唐揚げ食べてるん?笑」

「デブは唐揚げ好きやねん笑」

マザコン

「今度美味しい唐揚げ食べにいこ」

小声で誘ってくる

ユナ

「行きたい笑」

マザコンがわざと冷ややかな目でみる

ユナ

「めっちゃ冷たいやん笑。久しぶりにいこやー。デートもいいけど久しぶりやん?」

また小声でユナがからかう。

「金曜の放課後に3人でいこー」

やれやれ顔のマザコン

「そうしよか」

ユナ

「ごめんなー笑」

楽しく話してたらリーダーがきた。

リーダー

「マザコン。放課後ちょっと時間ある?」

マザコン

「バスまでの間なら。」

リーダー

「金曜のことで話したいねん。」

マザコン

「いいよ」

「長なるかもやから駅まで送ってもろたら?」

マザコン

「長くならんやろ。もし乗り遅れたら頼むわ…」

リーダー

「ありがとう」


実はリーダーから授業の間の休憩時間にメールがあった。

[今日の放課後にマザコンと話したいからどうにか協力してくれへん?]

[わかった。リーダーの気持ち伝えて。]

そんなやり取りをした。

ユナにも報告した。

ユナはめっちゃ心配してくれた。


ご飯を食べてソファへ。

マザコンとユナはタバコ。

メールが届く。

マザコン

[さっきなんであんなこと言うたん?]

[リーダーに話したいから協力してって言われた。断ることなんてできへんやん]

マザコン

[そうやな…ごめん。はっきり断るから安心して。]

[大丈夫。今日は一緒に帰られへんかもな…うちのことはいいからちゃんと話し合ってきて。気まずくなるんは嫌やん?]

マザコン

[わかった。また連絡する]

メールが終わるとユナと戻ってきた。

ソファでは相変わらず愛菜とネズミ男がイチャイチャ。

池ちゃんとアイもいるがイチャイチャはしてない。

マザコンが隣に座る。

1年女子がマザコンに猛アピール。

この光景は久しぶり。

1年女子

「池ちゃんさんは喧嘩中ですか?」

余計なことを聞く。

池ちゃん

「違うで」

アイ

「……」

なんかイライラしてる

1年女子

「マザコンさん。今度ご飯行きましょ。」

マザコン

「行かん」

1年女子

「なんかいつもより冷たくないですか?」

アヤ

「興味ないんちゃう?笑」

1年女子

「えぇー。行きたいのにー」

マザコン

「ウザい‼︎」

その場の空気が凍りついた。

1年女子

「……」

教室に戻っていった。

マザコン

「ごめん…イライラしてたわ笑」

池ちゃん

「確かにしつこかったしな笑」

このままでは良くないなとは思ったが何もできなかった。


放課後

リーダーとマザコンはどっかに行った。

校内にいると思うが…

私とユナはバスへ。

昼のこともあるし心配で仕方なかった。

周りに人がいるので声には出さずユナとメールでやりとり。

そろそろ出発。

自分で送ってもらいと言うたもののなんで言うたんかなとか後悔してる。

ギリギリにマザコンがやってくる。

なんか嬉しかった。

ユナが笑顔でつついてくる。

なんか照れた。


電車の中

マザコン

「唐揚げ今日でいい?」

ユナ

「3人で?」

マザコン

「そう。話したいことあるし」

「いいよ」


唐揚げ屋さん

ビールで乾杯。

ジューシーな唐揚げで美味しかった。

マザコンから放課後にあったことを聞いた。

学校の裏で話したらしい。裏とか行ったことなかった。人の気配はなかったらしい。

リーダー

「金曜日は酔ってて絡みついたりしてごめん。」

マザコン

「実習で色々あって疲れて酔うのが早かったんやで。気にしてないから。」

みたいなことを伝えてバスに向かおうとした。

リーダーから引き止められて、

「すぐに付き合ってって言わんからまずは仲良くなりたいしどっか遊びに行ったりしたい。

私(リーダー)自身を見て好きになってほしい。

私(リーダー)はマザコンのこんなとこ(細かく言われた)が好き。返事はそのあとでいいから」

マザコン

「これからもリーダーを好きになることはない。

ほんまはずっと好きな子がおる。その子を傷つけたくない。今まで俺のことで傷ついてきてるし。リーダーのことはクラスメイトとして仲良くやっていきたい。実習のグループも一緒になるかもやから気まずくはなりたくない。でもごめんな。ありがとう」

リーダー

「好きな子ってアヤなん?」

マザコン

「それはない。でも誰かは言わん。」


「待って‼︎そんなん言うたらクラスに好きな子いますよーって言うてるもんやん」

マザコン

「そうやな。でも多分大丈夫。今まで変な女に絡まれてごめんな。いっぱい傷つけてたと思う。笑ってスルーしてたから気づかんようにしてた。甘えてた。ごめん。」

「いきなりどうしたん?ほんま気にしてないで。ただウザ絡みしてきよるなーとは思ってたけど笑。マザコンも一緒に撃退してくれてたし…」

唐揚げ食べながらきょどる。

ユナ

「うちが言うてん。池ちゃんが逆ナンされてるとことか見たやろ?そん時にボソって言うてたからなんかあるんかな思って…プーに聞いても大丈夫とか言うて笑うし…マザコンに直接聞いたんよ。デートでちょっと離れたら逆ナンされて知らん女にめっちゃ悪口みたいなん言われることあるって…。マザコンも助けてくれてるし慣れたかもしれんけどやっぱり傷つくやん?でもいらんことしたかな…ごめんな」

「ありがとう。最初は傷ついたし悩んだけどほんまに慣れたんよ。文句言われてもマザコンと似合わん言われてもお互いが良ければ周りは関係ないかなって。見た目では似合ってないかもやけど一緒におったら楽しいしな。逆ナン女より性格は断然いい‼︎」

マザコン

「ありがとう。これからも守っていくから」

「よろしくお願いします」

ユナ

「学校よりイチャイチャやな笑。」

マザコン

「学校ではいちゃつけんしな笑」

「学校では無理よ笑。なんであんなベタベタするんかわからん笑。うちらは周りにはバレたくないし」

マザコン

「1年女子にもあえてウザいって言うたししばらく近寄らんやろ」

「わざとやったんか‼︎めっちゃイライラしてるんかと思った笑」

ユナ

「うちが傷つけんなって言うた直後やったしな笑」

マザコン

「これも傷つけてるんかなって思って…」

「傷ついてはないけど猛アピールやなとしか思ってなかった笑。」


唐揚げ食べながら3人で喋った。

モヤモヤもなくなった。


次回

学校生活