2人きりの打ち上げ
看護技術チェック本番が終わりどうにかセクハラにも耐え抜いた。
ユナがデートのためマザコンと2人で梅田で飲みに行く。
私
「どこ行くー?」
マザコン
「予約してるねん」
私
「マジ?ありがとう。できる男や笑」
マザコン
「いやいや‼︎金曜やから混雑するやん笑」
私
「おぉー。さすが‼︎スマートイケメン‼︎」
マザコンのスマートさに本気で驚く。
これが大人対応か‼︎とか色々本気で思っていた笑
予約してくれていた店が外見は高そうな海鮮系の店
私
「無理や‼︎払えん‼︎入れん‼︎」
可愛げは全くなかった。割り勘でも払える自信がなくなるような店構え。
マザコン
「大丈夫や‼︎見た目よりめっちゃ安いから笑」
私
「ほんまにー?もし払えんかったらあとで払うから」
本気で心配。
マザコン
「大丈夫大丈夫」
店に入る。
個室しかない。早々に会計を覚悟した。
美人な店員さんに案内され個室へ。
私
「さっきの人美人やったなー。」
店構えと内装に緊張してしまう。
マザコン
「見てなかった笑何食べたい?」
私
「んービールと唐揚げ‼︎」
可愛げなし‼︎
マザコン
「昼も唐揚げ食べてたやん笑」
私
「デブは唐揚げが好きやねん‼︎笑」
マザコン
「ギャハハ笑。適当に頼むわー。」
私
「笑すぎやろ笑」
緊張ほぐれてきた
マザコンが色々注文してくれた。
料理が来るまで色々楽しく話した。
料理がきた‼︎
めっちゃお上品な感じ‼︎今まで食べたことないくらいおいしかった。
私
「めっちゃ美味しいー。」
マザコン
「せやろ‼︎前の職場の人に連れてきてもらったんや。」
私
「社会人ってすごっ‼︎」
マザコン
「そんな行ったことないわ‼︎今日はここがいいかなって」
私
「すごい‼︎めっちゃ美味しい」
刺身とか上品な味がした。
マザコン
「チェックの時と帰りなにがあったん?」
私
「あれか…」
お酒飲みながらちょっとずつ全て話した。
マザコン
「辛かったな。よく頑張ったな」
私
「マザコン来てくれてほんま嬉しかったよ。ありがとう。」
マザコン
「一緒に行けばよかったってバスの中でも後悔してた。」
私
「大丈夫やで。来てくれただけで嬉しかった」
マザコン
「池ちゃんの車の中でも俺が引っ張りたかったとか色々思ってた。」
マザコン顔めっちゃ赤くなってた笑
私もめっちゃ照れた…
私
「池ちゃんの時はなんか疲れてるんかなーとか怒ってるんかなーとか思ってたわ…」
マザコン
「怒らんし笑。池ちゃんすげーサラッと引っ張ってたの見たからヤキモチみたいな感じかな笑」
照れる‼︎
イケメンからそんなストレートに言われると思ってなかったのでめちゃくちゃ恥ずかしかった。
個室でよかったと思った。
今思えばマザコンは計画してたんかな笑
私
「あの日からずっと考えてたんよ…」
告白された日から2週間程経過。
マザコン
「ああ。」
沈黙した。
めちゃくちゃ緊張した。
私
「最初はほんまにびっくりしたし信じられへんかったわ笑。アヤのこともあったり笑。でもマザコン見てたらいっぱい守ってくれるし車の中でも怒ってるんかなーとか不安なった。でも今日のチェックで目合った時とか励ましてくれたり帰りの時も助けに来てくれたり…遊びに行ったりしても楽しかったし。逆ナンされてるの見てびっくりしたけど笑。ほんまはもうちょっと様子見よかなって思った」
マザコン
「そうか。わかった」
私
「いや…ちゃうちゃう‼︎やたら遠回しに言うてしもたよ笑」
マザコン
「えっ?どういうこと?」
私
「今日のバスの中でやっぱりマザコンしかおらんかなって…やからこれからよろしくお願いします」
マザコン
「マジで?」
私
「うん」
マザコン
「よろしく」
めちゃくちゃ恥ずかしかったし嬉しかった。
人生初めての彼氏ができた。それもイケメン。
私
「適当な対応じゃなくてちゃんと彼女として扱ってな笑」
マザコン
「当たり前やん」
緊張しすぎて残ってたビールを一気に飲んだ。
お腹いっぱい食べてお店を出る。
トイレ行ってた時に会計終わってた。
私
「いや…払うから‼︎」
マザコン
「今日だけ奢るから笑今度から割り勘で笑」
私
「ほんまにいいん?ありがとう。ごちそうさまでした」
マザコン
「どういたしまして笑」
笑い合った。
私
「スマートな大人の男の人や。サラッとこんなことできるなんて…さすがイケメン…」
マザコン
「普通やから笑」
手繋がられる
私
「あかん‼︎汗かいてるから‼︎まだあかん‼︎緊張する。」
慌てて振りほどく。
マザコン
「大丈夫やから笑」
また手繋がられる。
ドキドキしながら繋いだまま駅へ向かう。
人生初めての彼氏。ウキウキワクワク。
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学生生活