私は、どうしても息子を感じたい。
霊感等全くなく、
気配も感じることが出来ない。
息子を喪ってから、私はイタコに会いに行って
息子の言葉を聞きたいと思うようになった。
ネットで評判の良いイタコを探して、
予約を取ることができて行く事になった。
個人のお宅で、予約時間に着くと
始めに、死因や年齢等を紙に書いた。
するとお経とは違う独特なお祈りのような
歌のようなものが始まり、
その後、
よく来てくれたと言った。
が、そのあと言った事に落とされた。
痛い、苦しい
成仏できず暗い所にいる。
明るいところに行くには
何百年かかるのか。
私は息が苦しくなった。
まさか、今も苦しんでいるとは
思っていなかった。
相談していたご住職の方は、
今は苦しみもなく、穏やかに過ごして
いますよと言って下さった言葉をずっと
信じて、それだけを支えにしていたからだ。
それなのに、今も苦しんでいるのなら
今すぐ私がそばに行ってあげないといけない。
苦しみから解放されるために
逝ってしまったのに
こんな悲しいことはない。
絶望した。
自分で望んで行ったイタコだったけれど、
私の精神は崩壊しそうにボロボロになった。
自宅に帰ってきて、翌日が
心療内科の受診日で、泣きなから先生に
今も息子が苦しんでいると言うと、
先生は医者の立場から言うと、
亡くなってしまうと、無になります。
無になっるということは、痛い等という
感覚はないですよ。
自分が信じられる事だけ信じていた方が
いいですよと言われ、少し気持ちが
落ち着いた。
そうだ、
自分が信じられる事だけ信じていよう。