写真1枚目の古墳時代の勾玉は今年に入ってから手にした勾玉で、正確な出土日時の分かるものです。(たとえ、箱書きがあっても、その信憑性はしっかりと検証する必要があります。)
最初は何かの鉱石(滑石)かと思いましたが、しばらく身に付けているうちに(そのまま風呂とかも入ったりして)、どんどんと変色していきました。(土さびが落ちた?)
今は写真2枚目(下部)左の色になりました。
よもやと思い、LEDスコープで確認すると、はっきりと透過性がある翠色の勾玉でした。

骨董市場やオークションなんかでも古墳時代の勾玉と言われるものをよく見かけますが、ほとんどは後世に造られたものです(特に翡翠のものは判別・断定は難しい)。
勾玉の材質や形状が気に入れば、まったく問題ありませんが、時代(古墳期)を優先して探す場合は注意が必要です。
自分も業者から古墳期のものだと言われ、(実際にそのように見える)手に入れたけれども、あとあと時代が気になったものを何点か鑑別に出したことがありますが、それらは概ね後世作であろうとの勾玉でした。
やはり、どこか気になるという事は、古代勾玉と何か(見た目で分からない雰囲気)が異なるというのであって、悩んだ場合は手を出さない、セオリー通りに確実なものを探すことに徹しています。
もちろん後世作(ヴィンテージ)や現代の勾玉にも、石そのものや形状の美しさから、魅力的で、力のありそうなものも多々あります。 そういうものも並行して探してはいます。
琉球では巫女(ノロ)が13世紀~勾玉を身に着けていたようですし、勾玉の偑玉文化は奈良時代にいったん途絶えたあとも、連綿と造られていた可能性は大きいです。
弥生期~古墳期の時代にこだわり、慎重に探していくと、至極稀にこの写真のような本当に古代のものも見かけます。

古代勾玉は縄文時代より古墳時代まで、避邪(魔除け)として身に着けられていた日本古来の御守りです。
それはチベットのジービーズとも共通している佩玉文化だと思います。
勾玉とジー、どちらも魅力的な神秘のビーズです。
皆さまよいお年を!
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