数年ぶりに青海省を訪れた。
回族が多い地域だが、モンゴル系やチベット人も多い世界だ。
飛行機の代金を抑えるために、まずは甘粛省の蘭州を目指した。
蘭州自体は20年程前から列車やバス、飛行機などで何度も訪れているが、大昔からシルクロードの交易オアシス都市として栄えてきた背景を垣間見せてくれる。
この20年で街も発展しているはずだが、それを飲み込むくらいの周りの砂漠世界は圧倒的だ。
蘭州からバスに乗り込み、青海省のスランへ。
時間に余裕があれば列車の旅も楽しいので、そちらをお勧め。
チベット商人の繋がりはもちろんだが、今回はそれ以外の再会や待ち合わせも多く、街から街への移動以外はほぼ誰かと会う仕入旅となった。
4年ぶりに訪れたラプラン寺は周囲が随分、観光整備されていた。
15年以上前に訪れた時には、大タンカ台へ続く吊り橋もタルチョがたくさん掛かった木の橋で雰囲気あったのだが、今では味気のないコンクリートの橋だった。
当たり前の整備なのかもしれないが。
活きたお寺は参拝・巡礼(そこにちょこっと観光)をする場所であって、観光だけを楽しむ場所ではないと思う。
ちょっとした気心使いで大きく変わるはずなんだけど。。
まぁ、日本にも金閣寺の様な観光ありきの場所もたくさんあるから仕方ないのか。
せめて、ピンクや青など派手な蛍光色のアウトドアジャケットの集団だけは何とかなればいいなと思う。 日本みたいに落ち着いた緑や茶系のアウトドア系服装が流行れば、景色に溶け込むのにw
祭りの終わった黄南チベットエリアでは、小麦などの収穫季節に入っていた。
黄金色の美しい世界が広がっていた。
友達の実家で御馳走になった、自家製パンとタントゥク(チベットのうどん)が美味しかった。
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