師走の中国大陸に来ています。
たぶん今年は8回目の渡航ですが、昨年までの数年間は倍のペース〈チベットや雲南はその内の数回〉で渡っていたので、体力的には余裕がある感じです。
ただし、昨年までと比べ対円の人民元が3割値上がりしてる上に、都市部では飲食など物価が全般的に上昇しているので、中国銀行他こっちの口座に人民元残高が無い自分の現状はというと、居心地良いとは言えません。
旅行ベースだと、上海などは一昔前の香港くらいの物価ではないでしょうか?
恐らく、台北より高く感じるはずです。
今回は都市部を飛んでいる感じですが、それでも事前に連絡を取り合って、モンゴル人、回族、華北の漢族、ミャオ族、カムパ、アムド、ウ・ツァンのチベット人の商人や骨董屋と毎日顔を合わせています。
日本だと東京を拠点に毎日、北海道や九州、関西に飛ぶような旅行〈仕事〉は億劫な感じですが、中国大陸にいる限りはその感覚はずいぶん麻痺しています。 チベットだと一日のバスの移動時間が10時間平均だと考えると、飛行機の2,3時間移動は楽に思えてしまいますね。
さておき、今回上海の濃霧がこんなにひどい状態になっているとは驚きました。
PM2・5の値がかなり高そうですね。
北京あたりでは、いつもの濃霧なかんじですが、最近は上海や浙江、江蘇省などもひどいようです。
100年前は『魔都上海』と呼ばれていましたが、これからは『霧の都上海』となるのでしょうか。
街行く人の5%もマスクを着用していない感じですが、意識してマスクしている人は皆かなり本格的な大気汚染保護用のマスクをしています。 僕もこっちで友人からマスクをもらったので、早速愛用しています。
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