1992年の米国の言語学者による研究結果では、幼児が「読む」ということを覚える前に、いかに、英語の文字と発音との関係を理解して身につけているかということが、ほかの子どもたちよりも早い読解力の習得につながると明らかにしています。

フォニックス、すなわち、英語の文字と発音との規則的関係について理解し聞き分けることができるよう訓練された子どもたちは、英文リーディング、英単語の理解、スペリングのどれをとっても他の子どもたちよりも高い能力を示すことが明らかにされました。


1987年の米国の言語学者による研究結果によりますと、子どもの英文読解力を高めるために、英単語を構成する各々の発音を認識する訓練をすることがとても重要だとされています。


リーディングの訓練の過程で、子どもたちは、英単語やその発音に対する感度を向上させていくこととなります。

したがって、英文の読解において、英語の文字や英単語がどのように発音されるのかということを理解することが必要な要件となると同時に、逆に、リーディングの訓練を繰り返しくりかえし行うことが、話ことばや英文読解における英語の文字や英単語の発音を識別する能力を高めることになるのです。



そして、2001年のアメリカ合衆国の言語学者による論文によると、より上級生の子どもたちについては英単語の音節の仕組みについて教えることによって発音とアルファベット・英単語との関係についての理解をより深めることができるとされています。

英単語を音節に区分することを学ぶことによって、より長い英単語や、年齢にふさわしいレベルの新しい英単語を学び、スペルを覚えられるようになります。また、英単語のスペリングのパターンを理解し身につけることができます。


フォニックスの基礎を身につけた子どもたちには、英単語を音節に区分する訓練をさせることが有効だという結論が導かれることと思います。

1984年のアメリカ合衆国の言語学者によるおもしろい研究結果があります。

これは、子どもは、それぞれ、ある英単語をオートマティックに判読できるようになるまでに要する練習量が異なるということを明らかにしたものです。


個人差というものはどんな分野でもありますよね。

ある事柄を理解するまでにわずか一度だけ教えられれば身についてしまうという子どももいれば、何回か繰り返し教わったり練習したりして身につける子もいます。


言語能力の習得についても同様のことがいえるということを明らかにした古い研究結果です。


この研究結果によりますと、平均的な能力の子どもがある英単語をオートマティックに認識・理解することができるようになるまで4~8回のリーディングが必要だとのことです。そして、能力がそれほど高くない子どもについては短期間のうちに15~20回ものリーディングをしなければその単語の識別がオートマティックにおこなわれないということも同時に明らかにしています。


この研究による発見は、英単語の認識・識別能力を高めるために反復して読書をすることの重要性を明らかにしていると思います。


そして、さらに重要なことは、子どもが個人個人のリーディング力のレベルに合わせたテキストを選択しなければならないということと、そのテキストが「リーディング」の「練習」のために特別に制作されたものであるべきだということです。

子どもの習得レベルにあわせたテキスト・・・というのは、具体的には、正答率が90~95パーセントとなる程度の難易度が適切だといわれています。


何度もなんども反復して読書(もしくはリーディング)をすること。そして、その対象となるテキストは個々の子どものレベルにあわせたリーディング練習のために特別に制作されたものであること。・・・これが子どもの英文読解力を高めるキーポイントですね。



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会話部分の英語は通常の日常会話のレベルそのままですので、日本の親御さん・お子さんにとってはレベルが高いものと思いますが、その部分の理解が不充分であったとしても、習得すべき単語・発音・実際の社会における位置づけ、・・・等々について効率的・効果的に学ぶことのできるよく練られたビデオ教材ですから、フォニックス教材の学習の合間に繰り返し流しておくとよいと思います。


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