1992年の米国の言語学者による研究結果では、幼児が「読む」ということを覚える前に、いかに、英語の文字と発音との関係を理解して身につけているかということが、ほかの子どもたちよりも早い読解力の習得につながると明らかにしています。
フォニックス、すなわち、英語の文字と発音との規則的関係について理解し聞き分けることができるよう訓練された子どもたちは、英文リーディング、英単語の理解、スペリングのどれをとっても他の子どもたちよりも高い能力を示すことが明らかにされました。
1987年の米国の言語学者による研究結果によりますと、子どもの英文読解力を高めるために、英単語を構成する各々の発音を認識する訓練をすることがとても重要だとされています。
リーディングの訓練の過程で、子どもたちは、英単語やその発音に対する感度を向上させていくこととなります。
したがって、英文の読解において、英語の文字や英単語がどのように発音されるのかということを理解することが必要な要件となると同時に、逆に、リーディングの訓練を繰り返しくりかえし行うことが、話ことばや英文読解における英語の文字や英単語の発音を識別する能力を高めることになるのです。
そして、2001年のアメリカ合衆国の言語学者による論文によると、より上級生の子どもたちについては英単語の音節の仕組みについて教えることによって発音とアルファベット・英単語との関係についての理解をより深めることができるとされています。
英単語を音節に区分することを学ぶことによって、より長い英単語や、年齢にふさわしいレベルの新しい英単語を学び、スペルを覚えられるようになります。また、英単語のスペリングのパターンを理解し身につけることができます。
フォニックスの基礎を身につけた子どもたちには、英単語を音節に区分する訓練をさせることが有効だという結論が導かれることと思います。
