最近、ある40代の女性の方から将棋を教えてくれと言われて教えています。


 全くやったこともない入門者で、ルールを最初から教えて対局を始める。


 駒の動かし方がおぼつかず「えっと、銀はどう動くんだっけ⁈」といいながら、おぼつかない手つきで駒を進める。


  そんな感じで手数が進むと、まだ手筋や戦法も教えていないのに段々と本格的な将棋になってくる。

 手数が進むごとに段々と局面は選択肢が増えてきて、1手ごとの判断に迷う。

 そこにマークシート方式の答えなんてない。

あるのは、自分はこう思うというベストよりベターの答えだけ。

 それをどう決断して駒を進めるか?

その自問自答が本当に大事なのです。


 手を進める1手1手がその時の最善の答え。


 人生、特に経営者の方は日々この連続ですよね。


 先の見えない中でどう最善の一手を指すか?


将棋には人生で体験するこのエッセンスが凝縮されているのです。


 その女性の方は、楽しかったと言って帰りました。


  そういった将棋の奥深さを感じて帰っていかれたのだと思います。