リトルサンタ / 母の顔をした殺人鬼 1 | おとぎのお家と仲間たち

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Web上のアンデルセンやグリム童話、ディズニーランドのように子供と大人が一緒になって楽しめる、エンターテイメントと感動がいっぱいの作品(コンテンツ)を、お届けします。

音譜20000人の読者を感動させた“真実の親子の愛情とは何なのか?”を、読者のみなさん一人一人に問い掛ける、超話題作「リトルサンタ/母の顔をした殺人鬼」が、本日よりいよいよ当ブログでスタートします。その本当の答えを知りたくなった人は、ぜひ本作品をご覧になってください

音譜今回の
「リトルサンタ / 母の顔をした殺人鬼」は、秋田県藤里町で起きた畠山彩香ちゃんと米山豪憲くんが殺害された連続児童殺人事件を、二度とこういった悲惨な事件があってはいけないという強い思いから、作品づくりのモチーフにして描いた童話作品です。そして、その内容は本来の人間の本性と欲望を抉り出して解き明かし、母と子の親子関係の哀れみを率直に描いた感動がいっぱいの作品です。ただし、本作品の内容と、秋田県藤里町で起きた連続児童殺人事件とはまったく無関係であり、あくまでも本作品がフィクションとして作られたものであることをご了承ください。


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~女子児童の水死事故疑惑~


――鬼は外、福は内・・・鬼は外、福は内・・・――

「お前らを取って食っちゃうぞ!」

鬼がきた 鬼がきた 真っ赤な顔をした鬼がきた

食われるぞ! 早く逃げろ~

「あれれれ?お嬢ちゃん!君は、どうして逃げないの?」

「だって・・・うしろを振り向いたら、鬼の顔が大好きなお母さんだったんだもん・・・」


――ニュースをお知らせします。
今日の午後一時半頃、ブナの森の小学校に通う長澤さくらちゃん九歳が、水死体で発見されました・・・
白神署の調べによりますと、さくらちゃんは自宅近くの鬼子母神川で石を積んで遊んでいるうちに、水辺の石で足を滑らせ川に落ちて流されたとみられ・・・事故死の可能性が高いと見られています・・・――

くも丸は、このテレビのニュースを見て驚きました。

それは、くも丸がリトルサンタとして、今年のクリスマスから新しく赴任してプレゼントを届けるのが、このブナの森の町だったからです。

「なんで?!どうして?!」

「今年のクリスマスになったら、ずっと僕が会うのを楽しみにしていたブナの森の町の子供が、こんな痛ましい水死事故にあうなんて・・・」

そして、くも丸は今年のクリスマスから新しくプレゼントを届ける地域のブナの森の町の子供たちは、大自然の野山や川などがある場所で育っているせいで、とても純粋な心の持ち主の子供たちが多いと噂に聞いていて、一日でも早くその子供たちみんなに会うのを楽しみしていただけに、よけいにこのテレビのニュースを見て愕然としました。

ただ、ほとんどの近所の人たちが、さくらちゃんが水を嫌いなのを知っていたために、正直なところ今回の彼女の水死事故には、何らかの疑問を持っていました。

しかし、その後も警察は近所の人たちの話にまったく耳を貸そうとはせずに、さくらちゃんの死を単なる水死事故と断定し、そのまま捜査を打ち切りました。

でも、今回のさくらちゃんの水死事故に疑問を持ったのは、近所の人たちばかりではなく、くも丸もそうでした。

最初にくも丸がさくらちゃんの水死事故に、“おかしいな?”と疑問を持ったのは、テレビに映った彼女の母親直美の不可解な言動でした。

それは、直美の言動がテレビで報道されるたびに、「さくらちゃんが友達に人形を見せに行ったまま戻らなかった・・・」とか「買い物の途中までは一緒にいた・・・」などと、話す内容が二転三転したからでした。

それから三日後・・・やっぱり気になったのでしょう。

くも丸は、今回の事件が人口三千人たらずの小さな町で起きたものだけに、きっと子供たちの中には未だに今回の事件に対する、多くの不安や恐怖を感じている子供が大勢いるだろうと思い、彼らに楽しいクリスマスを迎えてもらうためにも、自らさくらちゃんの水死事故の真相を確かめるために、ブナの森の町へ行くことを決心しました。



「うわっ!すごい生命力を感じるぞ・・・」
くも丸が、ブナの森の町を訪ねて最初に目に付いたのは、広大な山肌に広がるブナ原生林の息吹の凄さでした。

そして、すごい心を奪われるほど感動したのは、このブナ原生林がつくり出す自然の恵みによって、猿やカモシカなどの動物と草花や樹木が一対になって、たくさんの動植物が共存共栄しているという現実の、自然が育む生命の根源の奥の深さでした。

この目の前に広がる日本の原風景を遡ると、それは7千年以上も前の縄文時代へと続き、ブナを代表とするクリ、ナラなどの落葉広葉樹に覆われた森の世界に辿り着くといいます。

7千年以上もの長い時代、人間をはじめとする多くの動植物が、この森の恵みと庇護の下で生活を営んで来たかと思うと、今もなおこのブナ原生林は生命のある者たちにとって、まさに父親や母親のような存在だと言えるのかもしれません。

「なんで、せっかくこんなに素晴らしい自然環境の中に生まれた子供が、その大切な命を、そんなに簡単に失わなければいけないのだろう・・・」

くも丸は、ブナの原生林を眺めているうちに、さくらちゃんの人生の運命の儚さと、あまりにその生きた時間の短さに哀れみを感じ、自然に涙が溢れ出て来た。

くも丸がさくらちゃんの家を訪ねたのは、その後二、三十分経ってからでした。

くも丸がさくらちゃんの家に到着し、屋根の上の煙突から家の中に入って、台所や居間を覗いてみましたが、まったく人の気配はありませんでした。

ただ、居間と襖で仕切られている奥の部屋に目をやると、小さめの座卓が白い布をかぶせておいてあり、さくらちゃんのものらしい遺影が飾られていました。

そして遺影の前には、だいぶん萎んだ白い菊の花数本と、さくらちゃんが生前に好物だったと思える、苺ポッキーやキャラメルなど何種類かのスナック菓子が、無造作に供えられていました。

印象深かったのは、中途半端に襖で閉ざされた部屋の薄暗い湿っぽさに比べて、遺影の写真に使われている、さくらちゃんらしき女の子のVサインをした明るい笑顔でした。

「あっ!」

くも丸が肝を潰すような出来事が起きたのは、なんとなくさくらちゃんらしき女のこの遺影が置いてある天井の方角に視線を向けた時でした。

それは、遺影が置いてある場所と天井との間に、左右の髪の毛を紺色の輪ゴムで結んだ女の子が、赤いランドセルを背負って立っていたからでした。

「あっ!も、もしかして、さくらちゃん?!」


その女の子は、くも丸に問いかけに小さく頷き、自分がさくらちゃんであることを告げました。



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Photo
イソジン「かばの親子」
作画 / 月岡貞夫


私たち親子も、「カシスの日キャンペーン2008!!」を応援していますので、ぜひみなさんも応援してくださいね。

カシスの日キャンペーン2008!!

カシス作文

(カ) ラダが健康な人は心も健康な人が多いといいます。またその逆に心が健康な人はカラダも健康な人が 多いといいます。

(シ) ちょっと、体と心の健康がンパイな人は、カシス-iを飲んでみてください。

(ス) きっと、やがてバラシイ体と心のバランスが取れた健全な、新しい自分に出会えると思います。


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まぐまぐニュース

♪♪♪♪「おとぎのお家と青い鳥」One week 第2号♪♪♪♪


(1)月岡貞夫作品「08”マーチャンダイジングフェアー」のお知らせ

(^^♪今回の特集は、月岡貞夫先生のアニメーション作品の、「マーチャンダイジングフェアー」実施のお知らせです。

◎対象作品 / 「北風小僧の寒太郎」「エル&プルー」「あそぼトイちゃん」など

※詳しくは、当OCNブログ“おとぎのお家”を、ご覧ください。

「おとぎのお家」URL
http://wildboar.blog.ocn.ne.jp/blog/


(2)――「おとぎのお家と青い鳥」One week 第1号――に関するお詫び

(^^♪この度は、メルマガ第1号の発行にあたり、内容表示が上手くいかずに、読者の皆様には多大なるご迷惑をお掛けしました。


◎メルマガ第1号の詳細内容につきましては、下記の当ブログの内容をご参照ください。

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