☆くそったれの人生☆-110129_0829~01.jpg
 
長渕剛
『……自分たちが日常を生きていて、“これでいいのかな?”とか“もっとほかに何かあるんじゃないか?”とか、わけのわからない混沌とした不安に落とし込まれたりするわけだけど、そのすべてをはじき飛ばして、自分の中にあるエネルギーみたいなもの、“自分はここまでやれるんだ”っていう、みんなが持っている可能性に着火したい。ライブが終わったあとに放心状態になってもらって、“こんな俺でもいいんだ”とか“こんな私でも全然間違ってないよね”とか、自己を肯定していくような精神状態になりたいわけだ。それはオーディエンスもそうだし、俺もそう。そのためには戦わないとダメなんだよ。自分自身、そういったステージを作るにはどうすればいいのかって、この何十年かは考えているかな』
 
 
ギターマガジン2月号より