どうもです。


昨日は七尾ボランティアの2日目でした。


ボランティアの後は、温泉に行き地元のスーパーで買い物したり。

テント村までの道を覚えていまして、七尾市民になったような気分になりました。


そして迎えた今日。

少し手慣れた感じでパパッと準備を済ませたら 七尾市文化センターへ。

ここが七尾ボランティア の拠点となっています。 後から分かったのですが、七尾のボランティア経験者は8割ぐらい。その中でも2割の方は 初参加ということなので、説明はしっかり継続していただきたいと思います。


本日も割り当てられた班の依頼件数は2件。

1件目はご年配のおばあさんのお宅。


被災処分品がずいぶん少ないので聞いてみましたら、中国人が何人か回ってきて全部持って行ってくれたと言ってました。

しかも金目のものだけ。つまり金属類。


そして他にも色々 機械類があったそうですが、修理業者さんと言ってましたけど、 それが全部引き上げて行ってくれたということでした 。

修理業者だったら修理をしますよね。。


なので輸出が何かにするのでしょう。

被災をされている方からすれば目の前からなくなってくれればそれでいいわけで、どの業者さんに出してもいいのかもしれません。


処分のお手伝いだというのであれば、それなりの説明をしてちゃんとした方法で持ち去るべきです。わざわざ高齢のお宅に訪問して欲しいものだけ抜き取っていくというのはどうも気に入りません。


まあ、それは私の感想ですかね。。


2件目のお宅は、 自宅の脇に大きな蔵がありましてその蔵にガレージがくっついたような構造。入るのは危ないという状態で、建物の中には入れません。外壁は大きく崩れていました。


メインの作業は瓦の処分と木材の処分でした。 あと長期で外に置いてあった冷蔵庫や洗濯機などもテレビなども一緒に引き取ることになりました。この辺りは被災家電 なのかどうなのかわからない部分がありますが、この際 何か役に立つように行動するのが正しいだろうという判断です。


少し離れたお宅からおじいさんが歩いてきて瓦が少しあるんだけど持って行ってくれないかという依頼がありました。


持って行く場所は同じですし、この土地に住んでいらっしゃる方は皆さん被災者なので。

この辺り 臨機応変に対応となります。

時間が12時になった時点で一度文化センターに戻りみんなで昼食。


午後からはそれを仮仮置き場に持っていくだけです。これに 今日は終わり。

14時過ぎぐらいです。


今日も私は軽トラックの運転を兼ねていましたが隣に乗ってくれた方はワタシはと同じ年でした。しかもバイク乗り。ここはバイクの話になります。

テント村までも一緒に帰ってきて LINE 交換。


少しテントでうたた寝。

昨日とは違う温泉に行きたくなりましたので出かけます。






小さな銭湯ですが周りの家屋は大きくダメージを受けてます。 昔ながらの銭湯という感じ。


入っていくと後からついてきたおばあさんが番頭のおばさんに「ここやってくれるようになってよかったわ」と言っていました。


番頭のおばさん 嬉しそう。


つい最近までここも 営業ができてなかったのでしょう。

ありがたくお風呂をいただいた後は夜のつまみでも買って帰ります 。

七尾のテント村は夜になると炊き出しを無料でやってくれているみたいでそれをいただくことにしました。


この炊き出しもボランティアの婦人たちによるものです。

2人のご婦人が一生懸命作ってくれます。


ワタシにできることは、こういうバックアップしてくれる人がいるから安心してボランタにボランティアには参加してほしいということです。


どこのボランティアセンターでもボランティアに対する気持ちが 込められた準備がしてあります 。


ボランティアとして活動する代わりに大事にしていただいてるということです。


そして今日ごちそうになったのは金沢おでん。 いわゆる 車麩が入ったおでんです。 こんにゃくも 手作りだと言ってました。





和え物とおにぎりなど、どれもこれも 手作りですごく美味しかったです。








明日はそれをいただくことができないので美味しかったですよと握手を求めて明日はいただけないのが残念ですと伝えました。


自らが被災者でありながら、こういう温かい 行為ができる人というのは素敵です。

私ならできるかどうか分かりません。

全て行動力なんだと思います 。


テントに戻ったら少しお酒を飲んで もう寝ることに。


私のボランティアは今日で終了 。


明日は安全に自宅に帰り着くまでが家族に対する責任です。


総括はまた今後折を見てあげたいと思います。


ボランティアのシリーズブログを読んでいただいた方ありがとうございました。


そしてこのボランティアは長期的な支援が間違いなく必要です。それも数年以上。


ぜひ刺激を受けていただいた方、1日でも結構ですので現地に足をお運びください。


よろしくお願いいたします。