どうもです。
 
ついに決断すると気がきました。。
 
手術するのか、しないのか!?
エンジン、かからなくてもいいのか!?
 
やっぱし、難なくかかってくれたほうがイイっす。。
 
今年1月からレストアを開始して6月に公道復帰を果たした我がザッパー。
 
ちまちまといろんなことを試しながら乗っていましたが、セルからの異音が気になっていました滝汗
 
スタータークラッチが滑っている、という感じではなくて、金属音。。あせる
 
ちゃんとクランキングはできている雰囲気ではあるのです。
(といっても、滑っていて十分伝わっていないということは考えられますが)
 
相当な期間放置されていたこともあり、一度は開けて確認もすべきだし。。汗
 
いずれにしても、このままだと始動性も悪いまま。
 
エンジンの中身も確認したいので開けることにした。
 
そこで、いろいろ調べるとたくさんの情報が出てきますが、もともとついているスタータークラッチはザッパー系エンジン(ゼファー系エンジンとも言うらしい?よーわかりませんがチーン)の持病とも言うべき脆弱性を持っているらしく。。
 
カワサキのマイナーな車種でZR-7Sというバイクのスターター機構を流用してザッパー系エンジンの脆弱性をカバーしようという情報がたくさんネット上にあります。
 
ありがたやありがたや。。
 
そんな情報に助けられつつ、ワタシからも情報を発信しいろんな角度から検証して頂ければと思う次第です。。真顔
 
やっぱし、自分でやらないとどこがわからんのかすらワカラン。
 
てなわけでぇ、43年目にして大手術です。頼むぜ、Z。ニヒヒ
 
頼むぜ、旦那。by Z
 
 
 
 

 
もとに戻せなかったらどうしよう。。ゲッソリ
 
念のためパシャリ(笑)
 
 
作業はエンジンを3方向から攻めます。
 
オイルパン、クラッチが収まっているカバー、スプロケットがのすぐそばにあるセカンダリシャフトの端部を隠している丸いカバーを外します。
 
一番苦労したのはクラッチカバー。
キックアームがついているシャフトが錆びていて、カバーが引き抜けない。。
 
この部分が外せない原因。。。ゲロー
 
キックはスムーズに降りるけど、オイルシールの周辺が錆びているようで。。
 
オイルシールを破壊(リングは残ってますがね)したら、やはりサビが原因でシャフトが太り、カバーが抜けないようです。
 
給油しつつなんとか地道に外せました。
 
小刻みにカタカタ揺すって。。腱鞘炎になるかと思ったワニヤニヤ
 
外観は非常に良くないエンジンだけど、内部は比較的キレイ!
なのにまず感動。
 
 
 
お次はオイルパン。
 
オイルパンを外すって、あまりやったことありませんが。。
 
とにかくオイルを抜くわけですが、抜ききれていないことが多いので大体床が汚れますよね。
 
 
外した画像がこちら。。
 
変な固形物は少ない(30年以上放置された割には、ですよ)。。ウインク
 
ただ、時代もあるんでしょうけどオイルポンプのストレーナにかなりゴミがありますなぁ真顔
 
こーいったところからもこの車両の履歴が見えたりしますから、面白いものです。
 
 
オイルパンを外したところから内部を撮ります。
 
いやーきれいきれいデレデレアップ
 
 
外したオイルパン。
 
それなりに、堆積物がありますが怪しいのは。。。
 
ひとつだけありました。
 
駐車禁止マークのような刻印の左下の○。。よくオイルシールを分解した時に入っている細い巻スプリングなんですが。。。
 
なんでこんなところにあんたいるのはてなマーク
 
ワタシが破壊したオイルシールのかと思いましたが、大きさが明らかに違う。
 
謎のままにしときましょう。。。汗
 
スプロケットそばにあるセカンダリシャフト端部を隠しているカバーをとるとこーなってます。
 
後継機では、このシャフトの端部はボルトのようにねじが切ってありボルトで締めてあるのですが、このB1ザッパーは単純にハマっているだけ。。
 
この中心に金属をあてがい叩くと、クラッチ側にセカンダリシャフトが抜ける構造です。
(もちろん、クラッチ側の部品の分解が必要ですよ)
 
 
こんこんやると、クラッチ側のほうからこーやって抜けてきます。
 
ベアリングごと外れてきますので、このシャフトはベアリング2点だけで保持されていることになりますね。固定はどーなってるのかなぁ。
 
 
こうやて綺麗に抜けます。
 
本日はここまで。。
 
つづく。。。