隙間ですしっぽフリフリ

兄の娘が高校卒業です

高校の3年間なんて 思いだすと早いものだ。。

高校受験、始めて会うクラスメート、そして始めての授業の先生に指され

声を出す瞬間、とても緊張した想い出がある

あまり合わなくなった同級生達

ふっと 交差点ですれ違う 同級生

大切な人たちです

隙間よりカチンコ

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       かぜのように

いつも いつも 二人で夕陽を追いかけていた あの日

明日という希望を持ち 明日という充実があった あの時

毎日の時間が楽しく 毎日の胸の高まりが大きく膨らんでいた

前の席の君 とても 後姿がいつも 僕の女神だったよ

いっしょに机を並べて お弁当を食べたね 

わざと消しゴムを忘れて 借りた時の君の寂しい笑顔

ずっと 好きだったよ そして ずっと 今も好きだよ

恋は風のように去り 風は未来に向かっていく



いつも いつも 校門で君の部活の帰りを待っていたあの日

手をつなぎながら歩いたね 二人が恋ということを感じた時

発売したばかりのウオークマンを変わりばんこで聞いていた

卒業式 周りも気にせず 校門の前で二人で泣いたね 

せのびをしながら入ったレストラン 電話ごしで泣いた君

いまだに僕の財布には君の第二ボタンがしまってあるよ

ずっと好きだったよ そして ずっと 今も大切に君は心の中にいるよ

恋は風のように去り 風は未来に向かっていく


                            詩:隙間