隙間です

非常階段で昼寝をしていた

屋上の屋根のてっぺんで 群れからはぐれた小鳥が 鳴いていた

君はだれを探しているの。。 母親ですか 友達ですか

透きとおり小鳥の鳴き声が とても 優雅に感じたね

僕は 少し笑いながら 

僕も 人間界からはぐれた 迷子だと 小鳥に声をかけてあげた

梅雨の合間の 激しい日差しを感じながら 


いつ 君と空を共にみて 手をつなぎ歩けるのだろう

ただ君に会いたくて

隙間よりカチンコカチンコカチンコ映画

心の隙間

              君の前

手のひらを空高く 鋭い視線の太陽に 小さい手を大きく広げてみた

指先が10までの人生ならば 今 僕はどこの場所にいるのだろう    

人さし指ですか 中指ですかと 考えながら 眩しい光を指で目を隠したね

寒く かじかんだ手 頬を軽く触った手 嬉しく 明るく 二人でつないだ手

あぁ どんな苦しいことがあっても あぁ 泣きたいときがあっても

君の前では一生 笑っているから 僕は  ずっと  忘れないから



小鳥たちが天高く 冷たい群青の空を 羽根をのばし未来を飛んでいた

僕の腕が鷹のような羽根ならば 今 僕はどこの場所に飛んで行くのだろう

遠くの山ですか 寒い雪ある山頂ですかと 笑いながら 冬の風を感じていたね

大群となった鳥 孤独になった鳥  鳴き声を聞きながら 巣に戻る鳥たち

あぁ どんな挫折ががあっても  あぁ 悲しいときがあっても

君の前では一生 素直でいるから 僕は ずっと 忘れないから

                    詩:隙間

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