隙間です

いきものがたり

さすがプロですね

言葉と音を人の”感情”に伝わる。

ずっと ソファに寝転びながら 聞いていた

その時代の音楽でも、言葉は どの世代でも 感じられるね

100年後 200年後 この 言葉たちを 人に残していかなければ

隙間よりカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコ

心の隙間


             孤独の鼓動

ありのまま 君の事を言葉にする事が とても とても 怖く悲しくて

静寂のだれもいない部屋で ソファに横たわりながらベランダを見てた

窓から入る日差しがとても重くて 僕の鼓動しか聞こえていなかったよ

床の上にはギターとメトロロームしかなく 意味のない時間が過ぎていく

枯れていく 幸せの木を見ながら ずっと 勇気や希望を望んでいたのか

僕が君の事を 愛し 愛し貫いても 君の胸には真実は届かなかったね

幸せは与えるものではないと 深く 深く 幸せなんて求めてないと呟いた

孤独の鼓動 君だけは一生 僕と付き合ってくれ 枯れる葉が落ちるまでに




もう二度と 嘘の言葉にする事が言えなくて ずっと ずっともがき苦しんで

言葉の怖さの中で いつも 疑問を感じながら 僕自身と向き合っていた

窓から見える 遠くの東京タワーの点滅する灯りが呼吸と同時に過ぎていった

取り残された君の写真拾い集めて 目を閉じ 記憶を燃やしていた

よじれながら 消えていく 写真を見ながら ずっと これを望んでいたのか

ありのまま 僕を見せても 君の胸には遠く届かなかったねぇ

幸せは与えるものではない 深く 深く 幸せなんて求めてないと呟いた

孤独の鼓動 君だけは一生 僕と付き合ってくれ 鼓動の灯りが消えるまでに


                                      詩:隙間