
澄
冷たい海風が流れていた 鳥が空を優雅に飛んでいた
太陽が沈みゆく 遠くの海を見ながら 僕は素足で砂浜を歩いていた
寝不足の体を振り絞りながら 僅かなひとときの時間が過ぎている
気持ちが伝わることも出来ない歯がゆさだけが僕を苦しめていた
落っこちていた貝殻を耳にあて 腰を降ろし 目をつむっていた
少し耳を澄ましてみよう 少し耳を傾けてあげようよ
明日を待つ人がいる限り できるかぎり信じてみよう
ゆるやかな波が流れていた 魚達が足元で泳いでいた
夕陽の陰を追いかけながら 僕は途方もなく海岸を歩いていた
ドラマのような幸せなんて与えられない自分に情けを感じている
孤独の人生の中を生きながら 僕は今まで生きる意志を見せてきた
海を見ていると過去という音が波の音と同じように戻り始めるようだ
少し耳を澄ましてみよう 少し耳を傾けてあげようよ
明日を待つ人がいる限り できるかぎり信じてみよう
詩:隙間

瞬間
悲しくて 寂し過ぎて だれよりも 愛している
悲しくて 寂し過ぎて だれよりも 愛している
冷たい雨が降っていた 手がかじかみ 爪先から赤く染まっている
枯れ果てた 木を殴り 拳が壊れ 眼の前が真っ暗だった
意味のない 涙が流れ 意味のない 時間が過ぎている
かけひきの人生 かけひきの人間 なんて 嫌いだ
いつもの大好きな 空の雲が僕には怖く思えた
悲しくて 寂し過ぎて だれよりも 愛している
悲しくて 寂し過ぎて だれよりも 愛している
海の堤防に座っていた 日差しが海の照りかえしで目が痛い
心が波のように揺れ 過去という遠くの船が過ぎ去って行く
油くさい海のそばで 油くさい 僕が寝ころんでいた
まぬがれないことの 孤独 まぬがれないことの いらつき
手を両手 いっぱいに太陽にかざしてみたら 少し楽になった
詩:隙間
体調はね この頃 夜ベタもしなくてね
ごめんね
体に優しい生活を送ってます
食べ物とか毎日の動きとかを変えていこうと思ってる
コンビニとかでは、あんまり 買わないようにしてるよ
ここの場所に住んでいるので 近辺の代●山で食事に行こうと思ってる
2年後3年後の隙間の体質が変わることを信じて始めるよ
mediaの詩は メールをありがとう
伝えることは、言葉で感動できるようなスタイル
あちら側の皆さん 伝えるということ しっかり 伝えてほしい
コンビニのお弁当様なベルトコンベアーで流れ作業の”言葉”を求めてるわけじゃない
みんな 気が付いている人は 気になっているはず