
SAKURA
戯れていなかった 僕の頭上で雨の中 桜の花びらが空を自由に舞っていた
プラスマイナスの磁石のように反比例しながら タンゴを踊っているように思えた
花びらの表と裏を交互に見せながら 一年に一回のグランドフィナーレを見せている
舞い踊りをしている桜の花達 表側しか見えない日本人が悲しくなってきた
桃色の花びらをじっと見ながら 人間の生きざまをリンクさせながら考えている
桜の花のように 桃色の笑顔のように 君とまた 春に会いましょうと願う
しっかり 目をまっすぐに そう しっかりと生きていきたい
くっついていた 春嵐の中 車の窓ガラスに風も雨も負けずにしがみついてきた
精密ドリルのようにスパイラルをしながら 花びらの微笑みを窓ガラスから感じた
パワーウインドで雨の雫と遊びながら 一年に一回のアンコールの笑顔を待っている
孤独との戦いの桜の花達 謝ることしかできない日本人が恥ずかしくなってきた
必死にしがみついてきている バックミラーから遠ざかる桜並木が寂しく思えた
桜の花のように 桃色の笑顔のように 君とまた 春に会いましょうと願う
しっかり 目をまっすぐに そう しっかりと生きていきたい
詩:隙間

声
僕の鼓動が聞こえますか 貴方の心が深く感じられるのなら
僕はどうなってもいいのです 貴方の声が聞こえるだけでいい
雪解けの太陽の下で 僕は山の向こうをずっと眺めています
太陽よ貴方の力をわけてください 神様よ いるのならば 見ていてください
やまびこのように心に響く 微かな 声を探しています
貴方のそばに一生いたいから 僕が眼を閉じるまで 君を見ていたいのです
僕の愛情が届いていますか 君のやさしい言葉が僕の命ならば
僕はどうなってもいいのです 君の事を抱きしめるだけでいい
国道の路肩に座り 僕は生きている実感を肌で感じています
太陽よ貴方の光をわけてください 神様よ いるのならば 見ていてください
やまびこのように心に響く 微かな 声を探しています
ほんの少しだけの人生なのだから 僕が死ぬまで 君を忘れたくないのです
詩:隙間




昨日の夜からリクエストでね
声とSAKURAをコラボレーションしてみました

感じることは自由
考え方も自由
恋愛も自由です