コオロギ

最終電車の明かりをぼんやりと見ている 曇った時計が午前12時過ぎをさしていた

駅長もだれもいない 古びた駅で 僕は秋空の中で棒のように突っ立てる

どこに行こうかも 決めてなく あてもなく 一人で自分の弱さを感じていたよ

両手をズボンのポケットに入れ 耳に聞こえてくる 軽やかな澄んだ音がそこにあった

なぜか悲しくて なぜか寂しかったよ なぜかコオロギのように全身で鳴いていた

だれかに気づいてほしくて 誰よりも 愛されたくて

胸の中で響いています ずっと ずっと 僕の中で響いています



ホームの蛍光灯が眩しくて目覚めている 腐れたかけたのキシム椅子で寝ていた

新製品も並んでない 売れてない自動販売機で 僕はぬるい缶コーヒーで朝を迎える

客もいない まだまだ夜が明けそうもないホームで どうしてか ずっしりと寝られたよ 

空腹の腹に一気に流しこみ 雑音が苦しくても まだコオロギは淑やかなに鳴いていた

なぜか重くて なぜか 不安だったよ なぜかコオロギのように全身で鳴いていた

だれかに気づいてほしくて 誰よりも愛されたくて

胸の中で響いています ずっと ずっと 命 果てるまで響いています




             詩:隙間


柔道のついて

あんまり書けないけど

谷●子さん なんで優勝してないのに

オリンピックにいけるの?

今までの経験?

媒体?

考えちゃうよね目

相手の今までの苦労は?

優勝してもでれない

今までの意味は?

ト●タ?●ジ?

金と有名税だよね

とびぬけて強くないと

メディアは飛びついてこない

雑誌等も売れないしね

でも 前も書いたかもしれないけど

ヒーロー探しだよね 

日本全滅

今の日本

だれがこんな風にしたのだろう

流されている大人たち

ちゃんとした 目で言いなさい