心雪


小さい僕が湖を見ている 深々と降る雪の中で

笹の木の枝が折れるほどの雪が積もっていた

渋谷駅のハチ公のワンちゃんのように

小さい僕は ジッと真っ青な湖を見ている

真っ白い 雪音を聞きながら

湖に降り落ちる 雪を見ている

揺れ動く 少年の心と

降りそそぐ 静かな雪が

僕の人生だと

微笑をください

そして 微笑むをあげますから


雪の中で木道の歩く 僕がいる  足跡が残っていない雪の中を

僕の体より大きいリュックサックを背負いながら

まだ 何もわからない小学生のように

小さい僕は 白い吐息を口からはいている

キャラバンの靴音と木道の音を聞きながら

先の見えない 木道を黙々と歩いている

揺れ動く 少年の心と

降りそそぐ 静かな雪が

僕の人生だと

微笑をください

そして 一生 微笑をあげますから


                   詞:隙間





                 声

僕の鼓動が聞こえますか       貴方の心が深く感じられるのなら

僕はどうなってもいいのです     貴方の声が聞こえるだけでいい

雪解けの太陽の下で         僕は山の向こうをずっと眺めています

太陽よ 貴方の力をわけてください  神様よ いるのならば 見ていてください

やまびこのように心に響く      微かな 声を探しています

貴方のそばに一生いたいから     僕が眼を閉じるまで 君を見ていたいのです



僕の愛情が届いていますか      君のやさしい言葉が僕の命ならば

僕はどうなってもいいのです     君の事を抱きしめるだけでいい

国道の路肩に座り          僕は生きている実感を肌で感じています

太陽よ 貴方の光をわけてください  神様よ いるのならば 見ていてください

やまびこのように心に響く      微かな 声を探しています

ほんの少しだけの人生なのだから   僕が死ぬまで 君を忘れたくないのです


                                     詩:隙間

気分がいいときは 年に少しか 感じないけど

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隙間にとって

詩集にすること

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その時代の言葉

そして 伝える事の大事さ

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