鋭い石段だった

太ももがツルぐらいの石段で明かりが提灯だけである

白い息をはきながら、一段 一段 僕の為に登ったよぉ

その石段を登る間

自分に問いかけてみたよ

今までの人生

そして これからの人生

ゆっくりと考える時間は

いつでも あったけど

この2008年の初まり

石段の上の神社の小さな公園のブランコで考えたよ

冷たくなった鎖の備えられている木の椅子に座り

次々と参拝にくる人達の顔を見ながらね

皆 なぜか 笑顔なんだよ。。

大きく息を吸い込み

空を見上げ

財布から5円玉を取り出し

賽銭箱に投げた

人って

最後は神様だと。。

ずるい 僕に涙をした