夜明け前に砂浜にいた

マフラーを巻き

手袋をはめ

モコモコダウンジャケットを着て 缶コーヒーを飲んでいた

もう 時間は過去になり

時間は すぐに僕の目の前にある

海の先に太陽の光がでてきた

眩しくて 眩しくて

手で目を隠したよ

指の隙間から

太陽がまだ 眩しく

生きている という実感がふつふつと湧いてきた感じがする

何人の人達がこの太陽をみてるのだろう

なぜに人はお祈りをするのだろう

僕の体が止まる寸前まで

生きる

皆に負けん

一生懸命やる

太陽に頭をさげた

夕方には東京に帰る

待ってろよ