まだ 心で考えているよ

家で考えても

重くなるだけで

僕は

歩くのです

冬の寒さを感じ

東京の太陽を浴び

朝一のだれもいない

この近辺を歩くのです

新聞屋の配達するカブが 

ウロチョロしているだけである

なにが 幸せなのか



僕の歩く

靴の音をスパイラルさせながら

答えもない

先を歩いています