昔 冬の山のてっぺんで星を見たことがある

仕事が終わり、車に乗り

東名の東京インターから高速に乗り

足柄の山を抜け、御殿場で降りる

そこから乙女峠を、僕が

”風”のように抜けていく

夜中の2時、3時になると、

反対車線の車はまったくない

途中 箱根の町並みが見える Pで

缶コーヒーを飲みながら、一服をする

遠くに明かりが点いている家がいくつかある。。

鼻水がでるくらい寒いが

僕自身は寒くはない

そこが好きな場所だからです

風の音と木の音しかない 世界

そして 風となった 僕がここにいます

上を見ると、何座なのか

わからないぐらい大量の星が見える

涙がでるくらい星が僕に

訴えかける

”負けるな”と

ドラマではない

現実を受け止め

また

”がんばろうと”

心に決め

僕は、走り出す