桜前線が北上し
やっと松前でも開花宣言がでました。

札幌も少しずつ暖かく感じられるように
なって来ました。

私ごとですが
昨年より体調が優れず
なかなか思うように仕事ができていませんが
海洋散骨が例年になく早いスピードで
どんどん決まっていくため
少しでも体調を整え
多くの散骨に立ち会わせていただきたいと
思っています。


海洋散骨も粉骨も
驚くほど増えて居ますが
先日の立会い粉骨では、
とても良かったと満足されて
帰られた御遺族様が居たことを
社長から聴き
ますますこの仕事が大好きになりました。

さて、私は
職業柄様々な年代の方と
お会いする機会があります。

その中で
何故そこまで「死」に固執するのか
怖くないのか、
と言われることがありました。

また、実際に 
ご遺骨に触れること ご遺体に触れることを
「汚れ」という言葉を使われる方も居ます。
映画での おくりびと でも
そんなシーンがありました。

私は、ホラー映画など
怖いものが大嫌いです。

しかし、ご遺体にもご遺骨にも
幾度となく抵抗なく触れてきました。

彼らは紛れもなく私たちと同じ
人間だからです。

過去に心の弱さが邪魔をして
見えないものが見え
聞こえるはずのないものが聞こえる
そんなことも
この仕事をしていく中でありましたが

絶対に彼らは
私たちを守ってくださいます。

何故なら
私たちも誠心誠意
ご遺体、ご遺骨と向き合っている
その自信があるからです。

ですから、怖い、汚れとは、
思いません。


また「死」の悲しみの深さは、
私も経験したことがあります。

しかし
大切な人の死を経験しても
私は、強くはなれませんでした。

未来や希望という言葉すら
疎ましく思いますし
前を向ける日が本当に来るのかも
わかりませんでした。

立ち直るどころか
なにか十字架を背負ったような
そんな気持ちとともに
生きてきました。

酷ですが
生きることは
悲しみと共存すること。
これが遺族というものなのです。

しかし、辛い、苦しい
その痛みを知り得たことで
優しくなれるのです。


ですから、
生きゆく御遺族様を支え
故人様の死と向き合う
この仕事を生業としていくこと

それが私の人生だと思っています。


私は、
死だけに固執しているわけではなく

「人生」を想い尊び
「人の死」を想い偲んでいるのです。



熱すぎて、時に引かれますが…

この気持ちの元
これからも
フェニックス及び九曜として

努めてゆく所存でございます!