弁理士ブログ抜粋


軍事技術では、10キロとか100キロ、離れた場所に設置した赤外線レーザー、赤外線センサーを使って、音を計測することができます。要するに、部屋のなかに盗聴器を設置することなく、赤外線レーザーを使って盗聴ができ、レーザーマイクロフォンとか光マイクロフォンと命名されています。

 

このような離れた距離におけるレーザーマイクロフォンとなると、軍情報部が使用する盗聴器であり、日本では特定秘密保護法で特定秘密に指定されていると推測されます。

 

また、レーザー、特に赤外線レーザーもその信号処理も遥か昔から使用されている古典的かつ基本的なスパイ道具であり、スパイご用達で大量生産される工業製品になります。このあたりの電子機器は、多数の国民の監視に秘密裡に使われています。当然のことですが、世界各国で軍情報部が多数の国民を監視しているのは、各国で秘密にされているだけのことです。

 

イギリスの作家、ジョージ・オーウェルは、小説「1984」で”Big brother is watching you”と表現しているのですが、具体的な監視手段にまで言及していないだけのことであり、1940年代から赤外線レーザーを使った監視は行っていました。このような監視が露見しないようにするために、レーザーの存在はその当時は秘密にされていただけのことです。


※何度でも伝わるまで繰り返します。