アベル様の記事を散々書きなぐっていたのが、約2年前・・ですか。
 その時、小説を書くと言ったきり雀で(誰もこのブログまともに見ちゃいないと思いますが)、設定のつじつま合わせもまともに進まないまま、最近まできてしまいました。
 

 自分的にはようやく、つじつまが合わせられる設定が閃いたんです(ただ、小説がどうしても仕上がらず)。

■アベル様が沙織さんに「地上共々滅びよ」と仰った理由、そして愛する妹とたがえてまでも、地上を滅ぼそうとした理由。
(アベル様が頑固で、言い出したら聞かないとかってことではありません 笑)

■アテナがそこまで地上の人間たちを愛し、守ろうとする理由。
(沙織さんは役目だと言ったけど、それを軽く超えてると思う)

 
 しかし、わたしがアテナに関する神話を読んでて閃いたとある設定は、アベル様のファンの方に賛否両論どころか、怒られそうで怖いわ(笑)
 ギリシャ神話を読んだことがある方は、あの世界の神々はその殆どが兄弟婚だというのをご存じかと思います。なので、キモいって言わないでくださることを祈りつつ・・
 

 そもそも、神話の時代にあの二人が一線を越えてたかどうかですが、それについては昔交流のあった同人作家さんのお話では「一度だけ越えた」になってました。
(そのあとすぐ、アベル様はゼウスの手で討たれた)
 映画本編のオープニングのキャッキャウフフ、いつ観てもただの兄妹には見えんので、それの設定はアリかとわたしも思ってます。


 で!
 ここでわたしが思い出したのが、アテナが『ヘパイストスに武器をつくってもらおうと訪ねた時、欲求不満だった彼に襲われて、太股に精液を垂らされ、拭き取って捨てたら、そこから子供が産まれた』という話。
 神話ではそうなってますが、真実とは常に勝者の都合のいいように書き換えられるものですからね(笑)。



 アベルの死後に聖闘士が誕生し、アテナはその中の4つの星座を、秘密裏に兄のために捧げた。
 その、聖闘士達が身を守るための聖衣を製作したのはムー大陸人であったが、のちにコロナの聖闘士と呼ばれることになる彼らの聖衣を作ったのは、鍛冶の神ヘパイストス。この神は、アベルを忌み嫌う神々の中にありながら、アテナ以外に唯一、彼に対して同情的に接してくれた存在であった。
 アテナがコロナの聖衣作成依頼のために工房に訪れた際、彼は義妹の顔色が冴えないことに気付く。神殿に戻ったアテナは、その体調不良を知る侍女に指摘され、自分が身籠っていることを知る。その時お腹にいたのが、のちにアテナイの王となるエリクトニオスであった。 
 お腹の子を守るため、ヘパイストスは自分が父だと名乗り出たが、処女の誓いを立てているはずのアテナのために、自分が襲ったことにしたのだった。
 元から庇護心の強かったアテナだが、エリクトニオスという存在ができたことで、彼や彼の子孫が生き続けていくこの地上を、何としても護っていかなくてはならないという決意を新たにする。
 

みたいな(笑)。
 わたしの閃きの中では、エリクトニオスはアベル様の御子ということになってます(いいのかそれで)
 彼はアテナとヘパさんの配慮で、人間の食べ物を与えられて人間として育てられることになります。途中まではアテナが自ら育てますが、物心つく前に人間界のアテナイ王・クラナオスの娘・アッティスに預けられ、それ以降はイオニア人(古代ギリシャに定住していたとされる集団)として成長します。
 アテナは息子が人間として生きることを望み、自分が母であることは決して名乗らないまま、深い愛情をもって見守り続けました。 
 ・・でもなんか、沙織さんから遠ざかってるような気がする(´д`|||)


  すいませんすいません石投げないで下さーい!(涙)