長かったので分割しました。の続きです。


 前日、海外のサイトでアベル様の検証をしてるページを見ました。 翻訳がしっちゃかめっちゃかなものの(笑)、何とか言わんとすることを読み取ったのですが、そちらは、

『彼は反旗を翻し、地下に眠るモンスターや巨人を解放した。だがアダマスの鎌によって致命的な傷を負わされた。
 しかし、将来的に神々の職務にアベルの力が必要とされる可能性があるため、予言はアベルを殺さないようにゼウスに助言していた。
 アベルは呪いでタルタロスヘ追放された。彼との戦いは壮絶さを極め、地上は壊滅的な状態だった。
 これら地球の傷が癒されたとき、ゼウスはこの恐ろしい事実は忘れられるべきであ、それについて話をしないことを命じた。アベルは存在しなかったかのようにこの戦いが書き込まれ、時間が経つにつれて総ては忘れ去られた』

 的なことが書かれていたのです。
 それは、サイトの主の推測ですが、もしそれなら、オリンポスの神々はどえらい勝手じゃないですか!
 自分達が抹殺しといて、必要になったら復活させるって!(怒)
 上記の説だとアベル様はオリンポスの神々によりタルタロスから解放されたということになりますが、それでも沙織さんごと地上を滅ぼそうとすることに説明がつきません。


 巨人とモンスターが出てくるってことは、ギカントマキアのこと言ってるのかなあ?
 実はタルタロスヘ追放というのは、わたしの初期稿にもありました。しかし、ここまでされたら、アベル様は間違いなくゼウスを恨むだろうと考え、ボツにしたんです。
 本編を見る限り、アベル様は「ゼウスの子」「我らが父」と普通に発言されていて、父親への恨み節など一言も言われてないので、ゼウスに恨みはないように見えました。だからです。観ている人への説明の台詞というのはこの際無視で!(笑)


 うちの小説の中では、アベル様は神々に恐れられ忌み嫌われていた存在のため、特にオリンポスの連中とは距離のある関係だったので、誰も抹殺されたあとは復活させようとなどしませんでした。
 アベル様はアテナ会いたさに自力で甦ったことになっております。



 友達が「大人の事情」をやたら連呼するのですが(爆)、小説はそんなんじゃ書けないんだよっ(T_T)
 細かいところまで設定作らないとだめなんだよっ!(爆)