日本未公開。Amazonでは「東和ビデオ版」との情報アリでした。シリーズ中唯一ビデオで吹替版が存在するものだそうで、最後まで広東語音声にならずに広川節を堪能できました♪
本家『お熱いのがお好き』の完全パロディーで、マイケル・ホイは本家でのトニー・カーティスとジャック・レモンのそれぞれの役をひとつにして演じています。
見たばっかだから、どこをパロってるか凄く解る~(*^。^*)
広川さんのオカマ声が聞けるのは貴重ですねー。
この作品でのヒロイン・ディンディン(チェリー・チェン)は土井美加さん。わたしには、ヤットデタマンのカレン姫でお馴染みです。
主人公のトントン(女装時の名前)ことファット(マイケル・ホイ)とつるむタット(マイケル・ライ)は竹村拓さん。わたしの中では、『鎧伝サムライトルーパー』の天空のトウマこと羽柴当麻(*´∀`)
殺し屋"義眼"(ウォン・チン)は笹岡繁蔵さん。上記の『トルーパー』の阿羅醐ですね。
(ほんと歳バレるわ・・)
ちなみに、『新Mr.Boo!鉄板焼』でもお馴染みの麻上洋子さんは、今回はバンドの責任者(?)のリーさん。
わたし最近、Mr.Boo!シリーズを見る時は字幕をオンにして見ています。その方が広川さんが字幕のないときに喋ってるのが解るから(笑)。
サウナでの格闘シーンで字幕のないところはずーーーーーーっと喋っておられました(爆)。
トントンが大富豪になり済ましてディンディンを豪邸に連れ込んだシーンも、台詞以外に字幕は出てないのに、広川さんと土井さんのアドリブで進んでました(*´∀`)
ちなみにこの作品、本家と同じくシリアスなシーンがあり、真顔のマイケルが見れるんですが、
(屋外のステージで歌うディンディンにふらふらと歩み寄り、ディンディンに軽くキスするトントン)
トントン「解ったね?彼のことはもう、忘れるんだよ。ん?」
ディンディン「・・・トントン?」
追っ手たち「いたぞ!」
トントン「いいね。忘れろ!」
(トントン逃げる)
このときのシーンの広川さんのお声が、いつものMr.Boo!じゃない!次のシーンではいつものMr.Boo!の口調に戻ってるんですが。
ありゃ、ロジャー・ムーアだよ!!(*´∀`)
このシーン、やられました(笑)。まさかここでこんな二の線ボイスが聞けるなんて~!!不覚にも、萌えてしまいましたヾ(≧∀≦*)ノ
何度も巻き戻して同じシーンを聞きまくっては萌えています(爆)。
しかし、最後のシーンで思わず爆笑してしまったのが、トントンの女装を知らないワニ王マーさんに真実を話そうとして、
「マーさん、話がありま温泉なの」
って言った瞬間、不覚にも吹きました(爆)。
「あたしはね、お酒も吸うしねタバコも飲むの。逆か」
「マーさん、本当のことを言うから、よーく聞いて干し柿?
あたしね・・・男なんだよ」
干し柿(笑)。
このシーンの本家の台詞は、愛川欽也さんがアテておられた台詞なので、広川さんバージョン(しかもアレンジしまくり)では初ですね(*´∀`)
広川さーん、
やっぱり最高だわ~
、ホント。
そういや、本家にはなかったワニ園のシーン見てて、007の『死ぬのは奴らだ』を思い出してしまいました。
だってね、ワニの背中を使って川岸まで渡るシーンがあるんですよ。
それにしても、トニー・カーティスが出ていた本家で広川さんがアテてらして、同じく広川さんがアテてらしたMr.Boo!シリーズで本家のパロディやるって、物凄い偶然だと思いません?