前に調べたか記憶がないのですが、アベル様の称号“フォェボス”について調べようと、語源“ポイボス”の項目を見てみました。
アベル様のことなのに記憶にないってことは、間違いなく調べてないだろ)


 本来ポイボスとは、ギリシャ神話のアポロンの称号や別名と言われてますが、オウィディウスという人が書いた神話集『変身物語』では、アポロンとは別人の神とされているとか。太陽の馬車を駆けて災害を起こしたために墜落させられた、パエトンの父親だそうです。
 アポロンは小アジア起源の複数の植物神が習合して合成されたとも言われてるそうなので、ポイボス神もその時に取り込まれた可能性があるそうです。
 存在を消されたアベル様もこんな感じになったんだろーな。


 んで、ギリシャ語ではポイボスですが、古典ラテン語化して“ポエブス”と呼んだとか。しかも綴りはPhoebus!フォェボスじゃーん!わ アニメスタッフさん、ここから取ったのね~!(テンションMAX)
【追記】フォェボスはポイボスの英語読みという説がネットに出てました。
 他にはフィーバス、フォイボス、フェーブスなどWeblioで色んな読み方が書かれてるのを見つけました。
 もしかしたら、フォイボスとフェーブスをいい感じの語感にミックスしたやつかもしれませんね。だからエがちっちゃいんだよ(笑)。
 素直に読んだという意見も出てたけど、素直に読んだらフォェバスじゃないですか?


 響き的なもので言うと、ポエブスよりフィーバスよりフェーブスよりポイボスより、フォェボスの方が語感いいもんな~(*´∀`)
 でも、広川さんは最初、この読み方に戸惑われたんじゃないかと推察いたします(笑)。


 んで、「ポイボスを由来とする名前」の一覧にアベル様の名前もありました!(またここでテンションだだ上がり)
 ただひとつ引っ掛かるのは、

「女神アテナの兄だが、後の映画に登場するアポロンとは別人とされている」

という紹介文。
 確実に別人なんだから、「別人とされている」じゃなくて「アポロンとは別人」ってちゃんと言い切ってくださいよ。
 一緒にしないでいただきたい!((( ̄へ ̄井)