「風疹排除」掲げる指針案、パブコメ募集-厚労省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140207-00000005-cbn-soci
医療介護CBニュース 2月7日(金)14時5分配信
厚生労働省は、4月からの適用を目指している風疹に関する特定感染症予防指針案について、パブリックコメントの募集を開始した。2012-13年の風疹流行を踏まえたもので、先天性風疹症候群(CRS)の発生を「早期」になくすことと、風疹を20年度までに排除することを目標に掲げている。募集期間は3月1日(必着)まで。【佐藤貴彦】
指針案によると、風疹発生の予防に最も有効な対策は免疫獲得だとした上で、国民の8-9割程度が既に抗体を保有していると指摘。風疹の罹患歴や予防接種歴を確認できない場合に抗体検査や予防接種を受けるよう働き掛けるべきだと強調した。定期接種では、接種率95%以上を目標とし、定期接種を受けたかどうか確認しやすくするシステムの整備も進める必要があるとした。
また、風疹の免疫のない女性が妊娠初期にウイルスに感染すると、CRSと総称される難聴や白内障、心疾患などを出生児が発症することがあるため、妊娠を希望する女性や、抗体を持たない妊婦の家族などには、特に抗体検査や予防接種を推奨する必要があると指摘。同省が、日本医師会(日医)などに協力を求めるとした。
CRSの早期診断も重視し、風疹が発生している地域で、抗体が不十分な妊婦が出産した新生児に対しては、特に注意深く対応すべきだとした。そのほか、診断や届け出などについて、関係団体を通じて医師に協力を求める必要性にも言及。CRSと診断された場合には、症状に応じて専門医療機関を紹介したりするよう日医などに依頼することも盛り込んだ。
指針案への意見は、郵送やファクス、電子メールなどで提出する。