MRSA院内感染の疑い、患者2人死亡-香川の医療機関で

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140207-00000007-cbn-soci

四国こどもとおとなの医療センター(香川県善通寺市)で、昨年12月から今年1月にかけて、入院患者11人がMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)に感染し、うち70代の患者2人が死亡していたことが分かった。現在、そのほかの患者は、治療中の2人以外は回復しているという。【坂本朝子】

 同センターによると、病原体検査の定点医療機関として毎月検査を実施しており、昨年12月のMRSA感染者は3人で通常と同程度だったが、1月に8人に増えたことから院内感染を疑った。感染者のうち、昨年12月下旬に70代の女性患者1人、今年1月中旬に70代の男性患者1人が肺炎で死亡していた。発症者を特定した上で、2月4日に保健所へ報告、5日に立ち入り検査を受けた。

 県の担当者は、「継続的な防止策を取るよう指導するとともに、引き続き状況を報告するよう求めている」と話している。現在、2人の患者が治療を受けているが、悪化は見られず、そのほかの患者7人はすでに回復しているという。

 黄色ブドウ球菌は、通常、健康な人に対しては無害だが、抵抗力の落ちた患者が感染した場合には、肺炎や腹膜炎、敗血症、髄膜炎など、さまざまな重症感染症を引き起こすため、院内感染の起炎菌の1つとして問題となっている。最終更新:2月7日(金)15時48分