学年・学級閉鎖50件超す 今季のインフルエンザ集団感染 福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140204-00000076-san-l18
産経新聞 2月4日(火)7時55分配信
県は3日、インフルエンザの集団感染で、幼稚園と小学校計7施設で学年・学級閉鎖となり、今季のインフルエンザによる学年・学級閉鎖が50件を超えたと発表した。過去4季での同期比では最少のペースとなっているものの、1月には注意報も発令されるなど本格的な流行を迎えており、警戒を呼びかけている。
今季の1月最終週時点での学年・学級閉鎖数は46件と、昨季の同時期55件よりも9件少なく、過去4季でも最少となった。しかし、今月3日の7施設7件で53件となり、50件を超えた。県では1月29日の定点医療機関あたりの患者数が前週比12・5人増の21・19人と急増、注意報の水準である10人を超えた。
流行の原因は特定できないものの、寒さがいっそう厳しくなっていることに加え、雨や雪の少なさによる乾燥状態が続いていることが影響している可能性もあり、県では手洗いやうがいなど感染予防対策の徹底を呼びかけている。