韓国で鳥インフル、渡り鳥媒介?日本政府が警戒
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140130-00001061-yom-sci
読売新聞 1月30日(木)21時1分配信
【ソウル=中川孝之】韓国で1月中旬から、食用アヒルや鶏から高病原性の鳥インフルエンザウイルス(H5N8型)が相次ぎ検出され、全国に拡大する様相を見せている。
韓国農林畜産食品省によると、30日には南東部・密陽(ミリャン)の養鶏場で検出され、ソウル近郊の華城(ファソン)の鶏も簡易検査で陽性反応を示した。日本海側や韓国首都圏の農場に広まったのは初めてだ。
H5N8型は人に感染した例がない型で、渡り鳥が媒介しているとみられる。韓国での鳥インフルエンザ検出は2011年以来。この時は韓国での発生後に宮崎、鹿児島両県などで感染が報告されており、日本政府が警戒を強めている。
同省によると、17日に南西部・高敞(コチャン)のアヒル農場で初検出。その後、貯水池で大量死した渡り鳥や、隣接の全羅南道のアヒル農場などに広がった。