自然流産することなく、手術の日を迎えました
産婦人科医院で手術したので
病院には妊婦さんもいて…
手術前の処置をして手術まで待っている間
時折、赤ちゃんの泣き声が聞こえてきて
涙が溢れていました
また、その日は分娩もあったようで…
ひとつの命が誕生する人のすぐそばで
私は流産の手術…
なかなか辛いものがありましたが…
仕方なく…
手術の名称も
『子宮内容物除去術』
内容物…
まだ人として扱われないんだぁ…
と思った記憶があります
手術は麻酔を入れられると
キラキラがグルグル回っていました
ベッドで運ばれている記憶が少しあるものの
意識がはっきりせず
気づいたら病室のベッドの上でした
体は何も変化はないのですが
(お腹はずどーんと重かったけど)
空虚感が大きかったです
数時間、病室で過ごし診察を受け
帰宅許可が出ると直ぐに帰りました
家に帰っても何もする気が起こらず…
数日間はボーッと過ごしました
もらっていた母子手帳も何も記載されることもないまま…
虚しさでいっぱいでした