毎日、我が家に遊びにきていた
野良猫の「チビ」。
朝早く出勤する旦那を出待ちしたり、
メイの散歩に行く私を出待ちしたり、
他にも、外の掃除をしている時や
近所の人とお喋りしてる時、
シャッタを開けたりすると
何処からともなく現れていたチビ。
そんなチビが
先々週の5月18日（日）の夕方から
忽然と姿を消してしまった・・・。
約5年間、1日１回は必ず見かけていたのに
パッタリと姿を見せなくなってしまったチビ。
心配で・・・心配で・・・
外に出る度、
チビが反応する音を出しながら探したけど
全く反応なし
これは何かあったに違いない！
チビはとても人懐っこい性格で
いろんな人から可愛がられていました。
近所の人達が餌をあげたり、
通りすがりの人達に撫でてもらったりと、
決して大袈裟な話ではなく
みんなのアイドル的存在の野良猫だった。
もしかしたら可愛がってた人が
飼おうと思い連れていったのかも・・・。
それならそれが一番いいことなのだが、
しかしその確証はどこにもない。
餌をあげていた人達に聞いてみたが、
誰もチビの行方は「知らない」という・・・
この人達はタイミングよくチビに会えたら餌をあげてるだけで、
会えなかったら「今日はたまたま居なかった」くらいにしか
思っていなかったらしい。
その翌日。
区から委託され毎日掃除に来てるおじさんにも
チビのことを聞いてみたが、
「俺も餌あげてたんだけど見かけないから心配してた。
もしかしたら誰かが連れていったか、
それかどこかで死んじゃってるのかもな・・・
いい人に連れていかれてたらいいんだけど。」
と、同じく心配をしていた。
そうなんだよね・・・
猫好きな人が連れていったのなら安心なんだけど、
どこか建物に入り込み気づかずに閉じ込められていたり、
頭がおかしい奴に連れていかれてたら・・・と思うと
胸が苦しくて気が変になりそうだった。
5月24日（木）。
チビを見かけなくなってからちょうど１週間。
沖縄旅行に出発するこの日も
駅までの道のりを
チビの反応する音を出しながら歩いたが
現れる気配全くなし
もう会えないのかも・・・
モヤモヤした気持ちの中、
私達は旅行へ旅立ったのでした。
27日の夜。
チビを見かけなくなってから10日目。
沖縄旅行から帰宅した日も
チビが反応する音を出しながら
家へと向かいましたが
現れる気配全くなし
本当に二度と会えないかも・・・。
ほぼ絶望してました。
後はただ生きていることだけを願うしかない・・・
そう思うのがやっとだった。
しかし29日（火）の朝、
旦那から一通のLINEが届いた。
「チビきたよ」
そう！チビが玄関で出待ちしていたというのだ。
あまりの嬉しさに
急いで外に出てチビを呼ぶ音を鳴らしてみたが
来なかった。
そう、猫は気まぐれな生き物・・・
タイミングよく来る訳ない
夕方まで待とう。
帰ってきたならきっと玄関で出待ちしてるはず。
そして待ちに待った夕方。
メイの散歩に行こうと玄関のドアを開けると・・・
チビが待ってました♡
12日ぶりの再会。
元気で良かった～
チビの体中を撫でまくり
温もりを堪能。
少し痩せてたけど元気そう。
本当に良かった。
生きてて良かった。
おかえり、チったん♡