第4回 四国・お遍路旅 2日目~香川・こんぴらさん編~ | 3ダックスの野望

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ゴルフのことを中心に綴っています。
2019年11月からウン十年のブランクを経て
再びゴルフをはじめました☆
ゴルフうんちくも綴っていきます。


矢印つづきです。



ホテルにチェックインしてお部屋で少しのんびりした後、

こんぴらさんへと向かいました!



江戸時代、お伊勢参りと並んで「一生に一度はこんぴら参り」と言われた金刀比羅宮。
「こんぴらさん」の愛称で知られる金刀比羅宮は、
海上交通の守り神として知られ、毎年多くの参拝者が訪れています。
名物となっている参道の長い階段は御本宮まで785段、
更に奥社である厳魂神社(イヅタマジンジャ)までは1368段あります。

1368段と聞いてもピン!とこないかもしれませんが・・・まぢハードっす!
いや、ハードなんて一言で片づけられないほど過酷なものでしたアハハ
いつかはこんぴらさん!て思っている方は、是非とも若い内にどうぞ(^o^;)


金刀比羅宮(画像はWikipediaさんよりお借りしました)






さぁ、こんぴらさん参りに出発です!
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まずは金刀比羅宮を目指してLet's GOアップ

境内マップは下記の通り。
画像で見るとこんなに小さいのに・・・あんなにハードだったとは。







こちらは石段がはじまる前にある表参道です。

もっと古びた感じかと思っていたんですが意外と賑やかでビックリ!

若者向けのお土産屋やカフェなどたくさんのお店が軒を連ねています。






さぁ、いいよ石段がはじまりますよ!

大門まで多数の土産物屋が並んでいるのでまだまだ観光気分ですね~

ここから見ると「温泉街にあるゆるやかな石段」くらいにしか思えません。





石段100段目:「一之坂鳥居」

まだまだ余裕の100段目のところに大きな鳥居が現れます。

この先から階段が急になっていくので気合が必要です!





石段かご

急な石段は大門まで続きますが、この辺りに駕籠屋さん(有料)が待機しています。

江戸情緒たっぷりの登山かごに乗って上り下りすることもできますよ。






石段356段目:大門

急こう配な石段を上った先にそびえる境内への入り口。

初代高松藩主の平松頼重が寄進した二層入母屋造り瓦茸きの見事な門構えにも注目。






石段365段目:桜馬場

大門から150mほど続く石畳の道。

両側には玉垣と無数の石灯篭が並び玉垣の内には桜の木が植えられています。

私達が行った時にはすでに葉桜になってしまっていましたが、

春には満開の桜が咲き誇る名所です。






石段431段目:こんぴら狗の銅像

イラストレーターの湯村輝彦さんがデザインした愛嬌たっぷりの銅像。

その昔、遠方のために足を運べない参拝者が、道中の費用や初穂料を飼い犬の首に巻き、

自分の代わりに参拝させる風習があったそうです。昔から犬は賢かったんですね♪






石段628段目:旭社(重要文化財)

「ついた~」と、思いがちな立派な建物は「旭社」です。

1837年に竣工した高さ18m、銅板茸の二層入母屋造りの社殿で、

随所に精巧な彫刻が施されております。

ここを「本宮」と勘違いし参拝して帰ってしまった人もいたらしいですが、

旭社は帰路で参拝します。また本宮までの往復では道が違うのでご注意を!

さぁ、本宮まではあと少し!もうひと踏ん張りです。






石段652段~ 785段目:御前四段坂

40段ほどの石段が4段あることから御前四段坂と呼ばれます。

1段目の左右に『御前四段坂ゴールドプレート』があり、

左側には「あと少し。御本宮まで133段!登って幸せ。福が来る!」と記されています。

ここを上りきれば御本宮なんですが・・・もう足はパンパンですsao☆






石段785段目:御本宮

ついに到着~\(^_^)/

現在の社殿(檜皮茸き、大社関棟造り)は1878年に改築されたもの。

農業・殖産・医薬・海上守護の神として古来からの御神徳を仰がれています。


実はこの時、私はあるモノに気を取られていて
御本宮の写真を取り忘れるという失態を犯してしまいました汗


(画像はWikipediaさんよりお借りしました)




本宮の北東側は展望台になっていてここからの眺めは絶景です。

讃岐平野や瀬戸大橋や讃岐富士などが一望できます。

ここまでしんどかったけど来てよかった~。







はぁ~終わった。さぁ、下りましょうか・・・と思いきや、

「せっかくここまで上ってきたんだから厳魂神社まで行ってみよう」

さら~とおっしゃる旦那さん。


ここから先、一歩足を踏み入れたらもう後戻りはできない。

(実際には自分の意思で自由に戻れますよ)

軽く「うん」と返事していいものか、それとも全力で「NO!」と拒否るべきか・・・


まぁ~私も年は取ったけど体力にはまだまだ自信がある方だし、

恐らくこの先もう二度とこんぴらさんには上ることはない(?)と思うので、

最初で最後のトライと思い厳魂神社を目指すことにしました!




奥社への入り口





この入り口から先は観光客の数もグッと減り、雰囲気もガラッと変わります。
静寂の中、ただひたすら石段を上る・・・上る・・・上る・・・

自分の息遣いがだんだん大きくなり、旦那としゃべる余裕もなくなっていく。


ってか、もう、これって登山じゃねぇ?


「水持ってくればよかったー」と途中で気づき後悔するも後の祭り汗

(カメラと貸し杖しか持ってこないアホな夫婦)



ひたすら歩いて・・・歩いて・・・歩いて・・・やっとの思いで厳魂神社に到着!

出発してからちょうど1時間かかりました。 


仕事辞めてからぐ~たらした生活を送っていただけにこれはホント堪えた。

やっぱり年をとってから上るもんじゃないですねアハハ






石段1368段:厳魂神社(奥社)

金刀比羅本教の教祖である厳魂彦命を祀っています。

元は威徳殿と呼ばれ絵馬殿の付近に鎮座していたが、

のちに厳魂神社と改称し、1905年に現在の場所へ移されました。





厳魂神社の西側には威徳巖(いとくのいわ)という断崖があり石が一面に折り重なっています。

その上の方には「天狗」と「カラス天狗」の石彫物があります。

(望遠レンズを持っていかなかったのでこんな粗い画像しかありません)








無事にお参りを終えて、御本宮まで一気に下ってきました。

そして御本宮脇にはこんなものがありましたよ!


「こんぴら狗おみくじ」


初穂料100円、好きな犬の背中の中からおみくじをひくことができます。

最後の最後に癒されて疲れが一気にぶっ飛んだ~かも!?









この後、休憩なしで一気に下り40分ほどで下界に到着しました。

・・・っで、


帰りに表参道を歩いている時にブログでもつぶやきましたが、

「あおぞらキャラバン」の撮影現場に出くわしました。

残念ながらZIP見てなくて知らなかったので写真は撮りませんでしたが、

こんなに有名なら撮っておけばよかったな~そらちゃんのこと汗







ホテルの近くにあった「森のジェラテリアMUCCA」

運動の後はやっぱり甘い物でしょ!ってことでもちろんINしましたよ。






種類がたくさんあってどれにしようか迷っちゃったので

店員さんのオススメだという「マカダミアナッツクッキー」にしました。

甘さ控えめで砕いたマカデミアンナッツがいっぱい入っていて美味しかったよ♪






これにてこんぴらさん編はおしまい。


次回は「ホテル編」だよ。






To be continued...♥